副業「在宅ワーク」は詐欺が多い?悪徳運営会社の特徴・手口・見分け方 (2/2)
在宅ワークの募集をしつつ、自社サイトで怪しい商品を売っていることも、よくあるケースです。
魅力的な条件で在宅ワーカーを募集しているふりをしながら、じつは自分たちの「顧客」として、個人情報などを得ようとしている、ということです。
- 登録は無料。しかし、仕事をするのに何かを購入しなければいけない
- スキルアップのために、マニュアルを買うよう勧められた
初期費用や登録料に関する謳い文句は、昔からある詐欺の常套手段です。
現在は、以下のような手口もあります。
- ○○を買ってくれたら単価を倍にアップします。
- ××に無料登録で、報酬に○○円上乗せします。
登録し、あなたの個人情報を渡したら最後です。
言葉巧みに、怪しい連絡が後を絶たなくなるかもしれません。
- 登録後に何かを売りつけられる、変な商品を勧められる
- アフィリエイトの案内(会員登録・商品購入)をされる
在宅ワーカー(仕事を請け負う人)に、売りつけて儲けるためです。
あまり話題にはなりませんが、このように顧客を集めているケースもあるので注意しましょう。
では、安全な在宅ワークとはどのようなものでしょうか。
法人の場合なら、下記に当てはまるものは信頼性が高いと言えるでしょう。
- 会社が実在する
- 住所に偽り無く、連絡先も正しい情報が公開されている
- ネット上でも、詐欺の噂が一切無い
- フリーメールではない、かつ正しい電話番号の記載がある
- 何年も同じ事業を続けている
- しっかり契約書を交わしてくれる
契約書は重要です。
法的効力を持ち、いざという時は有効なツールとして活用できます。
逆に内容を良く読まずに契約すると、こちらが不利な条件になる場合もあります。
しっかり読んだ上で、納得したら契約しましょう。
基本的に、ネット上で仕事をやりとりするサービスのことです。
近年はクラウドソーシングで、在宅ワークを始める方も多数居ます。
「ランサーズ」や「クラウドワークス」のように、数十万人が利用しているサービスもあります。
クラウドソーシングは高い匿名性が保たれ、仮払いを導入しているサービスが少なくありません。
任意ではあるものの、本人確認で信頼性を高めてる場合もいます。
仕事探しや契約後のやりとりは、基本的にシステムを通じて行います。
また、無闇に個人情報を提供せずに済み、報酬未払いを防げるため、様々なリスクを最小限に抑えられます。
サービスによってはシステム上で契約書を交わし、法的リスクに備えることも可能です。
まず、こちらから個人情報を漏らした場合の、保証はありません。
そして、報酬から一定の手数料が引かれるため、手取りは実際より少なくなります。
- 10,000×0.85=8,500
- 8,500×0.95=8,075
所得税も考慮すると、実際の手取りは8,075円です。
主婦の方は103万円までは所得税が非課税となります。
しかし、在宅ワークで38万円以上稼いだ場合、夫の配偶者控除に影響するので注意しましょう。
ネットで在宅ワークを探す方法は、企業と直接契約か、クラウドソーシングを利用するかの2通りです。
詐欺が多いのは前者のため、契約前に企業の情報集めが必要不可欠でしょう。
「毎月○○万稼げます」など、書かれた情報を鵜呑みにしてはいけません。
在宅ワークは、石橋を叩いて渡る位の慎重さが求められます。
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