オールホワイトに差し色、ひとつ。クリアで爽やかな小物コーディネート

こんにちは、パーソナルスタイリストの北田由香里です。
今回は「差し色」をテーマに、洋服選びのコツをご紹介していきます。

 

ここ数年、写真のようなオールホワイトのコーディネートが、トレンドの一つです。
トップス、ボトム、シューズをすべてホワイトで統一すると、クリアで爽やかな印象となり、この季節にぴったりな装いになります。

 

ここに少しポップな色を足したり、自分が好きな色や柄を加えてみましょう。
色の効果を味方につけた、「自分らしさ」を表現する着こなしになります。

「顔映りがいい色」「よく使う色」など、ご自身のベースとなるカラーのことです。

面積の広いアイテムや、冬場のアウターのように毎日着るようなものを選ぶときなど。

昔から、何気なく選んでいる色のことを言います。

 

例えば、ベースカラーをホワイトという設定にします。

爽やかな印象を保ったまま、少し差し色を加えてみましょう。

 

 

差し色というと、ビビッドな色であったり、着こなしのポイントとなる「目立つような色」のことだと思う方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、写真のようにライトグレーやネイビーといった、ベーシックな色を使っても十分に差し色となり得るのです。

差し色を首元にもってくることにより、人から見られる目線があがります。

着こなしの重心が上にあがるので、バランス良く見せることができます。

 

 

ストールをイエローに変えてみました。
先ほどのライトグレーのストールとはがらりと印象が変わり、ポップで元気な印象になりました。

着こなしはほとんど同じでも、差し色ひとつで様々な印象を楽しむことができます。

自分のベースカラーを決め、それに似合う差し色を何色かに決めておきましょう。

 

• よく使う差し色
• たまに冒険してみたい差し色
• デートで使いたい差し色

 

など、差し色の使い分けができるようになってきます。

ベースカラーは面積が広いアイテムに使うことが多いのに対し、差し色は小物などで使うことが多いです。

 

ビビッドな色や、普段選ばないような色であっても、小さな面積なので挑戦しやすいでしょう。

それが、差し色小物の楽しいところです。

これからファッション小物を買い足すときは、自分のベースカラーに似合う「自分の差し色小物」を買いましょう。

後々の着回しや使い回しが、格段にやり易くなるはずです。