食中毒やノロウィルスを予防!除菌に効果的な正しい手洗い方法

執筆者: colonna
はじめに

あなたは手洗いの習慣はついていますか?

インフルエンザが流行する時期だけ、丁寧に洗っているという方もいるかと思います。

 

簡単に済まされがちな手洗い

手が汚れた時、帰宅後、料理をする前など、一日のうちで何回も手を洗う事があると思いますが、これらの手洗いをしっかり意識付けて行なっているでしょうか?

 

毎日何回も行なっている事なので、つい簡略化してしまい、ささっと洗って終わりになっている方もいるかと思います。

 

 

手洗いは汚れや菌、インフルエンザやノロウイルスの予防などの為の大切な感染防止対策です。

ここでは、正しい手洗いの方法をもう一度確認しておきます。

NGな手洗い方法

石鹸を使っていたとしても、ささっと手洗いでは指の間や爪についた菌は、完全には落ちません。

しっかり手の部位ごとに、時間をかけて行う事が大切です。

 

アクセサリー類は外す

また指輪や時計、付け爪などが着いたままだと十分な手洗いが出来ません。

外せるものは外して、手洗いをしましょう。

 

理想は紙タオルで拭く

また、手洗い後は使い回しの布タオルやエプロンなとで拭くのはやめましょう。

清潔な紙タオルで拭くのが理想です。困難な場合は、手拭きタオルをこまめに洗っておきましょう。

汚れやすい部位とは

手の中で、汚れやすい部位はどこだと思いますか?

ささっと手洗いだと、だいたい洗っているのは手の平位だと思います。

 

爪周りや指の間を重点的に

しかし、実際には爪の周りや指の間、親指周りに汚れが残りやすいのです。

この部位は、特に念入りに洗うといいでしょう。

 

 

正しい手洗いの方法
  1. 泡立った石鹸をつけ、手の平をよく洗う
  2. 手の平と反対の手の甲をこすり、甲を洗う
  3. 手の平に泡を乗せ、そこに反対の手の爪をあて、爪の中をよく洗う
  4. 指と指を交差し、指の間を洗う
  5. 手の平で反対の親指を掴み、ねじり洗いをする
  6. 手首を洗う
  7. 十分に水で流す

 

全ての動作で40~50秒程かけ、丁寧に洗って下さい。
洗い終わった手は、紙タオルで拭き、よく乾かします。

可能ならば、乾燥後に消毒用エタノールを手指によくすり込んで下さい。

 

 

おわりに

インフルエンザや、ノロウイルスの対策にもなる手洗い。

今や幼稚園などでも手洗いの歌を歌いながら、正しい手洗いを学ぶ園児もいるようです。

 

いつもより時間をかけて丁寧に

しかし、大人はどうでしょう?手洗いに慣れてしまっていて、ささっと手洗いになっている人も多いのが現状です。

手洗い一つで風邪やインフルエンザ、ノロウイルスから身を守れると思えば、いつもより時間をかけて丁寧に手洗いをしてみるのもいいと思います。

 

感染防止の為に

感染対策の最も基本的な主義は、手洗いです。

意識付けて行う事で、感染の一次予防に努めましょう。