イライラしつけにさよなら!お片付けのできる子どもに育てる4つのコツ

執筆者: 渡辺卯月 職業:ルームスタイリスト&整理収納アドバイザー
なぜ子どもは片付けをしないの?

こんにちは、ルームスタイリスト&整理収納アドバイザーの渡辺卯月です。

 

子どもが片付けをしないと悩んでいらっしゃるお母さまの声をよく聞きます。
子どもにとって『片付け』とはなんでしょう?

 

「とりあえずどこでもいいから、見えないところにしまえばいい」

そう思っている場合がほとんどです。

 

 

片付けの意味が分かっていないのに、片付けることは出来ません。
片付けは、決まった収納場所にモノを戻すという単純なことです。


それでは、子どもが自分で片付けられるようにするためには、どうすればよいでしょう?

 

モノの定位置を決める

まず一番基本となることは、子どものモノの定位置を決めるということです。
子どもと一緒におもちゃや勉強道具の定位置を決めます。

 

グループに分けて収納するとより使いやすく!

この時に、使う頻度や一緒に使うものなどを考えてグループに分けて収納すると、より使いやすくなります。

 

「片付け = 決まった場所に戻す」ことだと教える

そして、「片付け = 決まった場所に戻す」ということを教えてあげます。
これさえ守れれば、子どもは自分で片付けができるようになります。

 

 

お片づけの時間を決める

子どもは、2~3歳で大人の言うことが理解できるようになります。
例えば、おもちゃなど1日に1回、『パパが帰ってくる前』『タ食前』などとお片付けの時間を決めてみましょう。

 

幼いときは、ザックリしたお片づけでOK!

小さい子どもの場合は、大きなおもちゃ箱に全部入れてしまうというザックリしたお片づけでかまいません。

 

達成感を持たせてあげることが重要

「自分で片づけられた」という達成感を持てることが大切です。

 

毎日繰り返して、習慣にする

最初から子どもだけでは出来ないし、なかなか進まないかもしれませんが、毎日操り返すことで、子どもだけで出来るようになってきます。

更に続ければ、それは習慣になってきます。

 

そうなればしめたものです。

毎日「片付けなさい!」ということもなくなり親子共々ストレスも軽減します。

 

洗濯物をしまうのも、子どもに任せてみよう!

たたんだ洗濯物をタンスやクローゼットにしまうことも、子どもに任せてみませんか?

 

収納場所に迷わないよう、引き出しの中身がすぐ分かる工夫を

引き出しの中身を書いてラベルを貼っておきます。
まだ字が読めない場合は分かりやすく簡単なイラストをかいておきます。

 

子どもに「自分で片付けができている」という自信を

もちろん完璧を求めることはできないので、時々チェックしてあげることは必要です。
ここで大事なのは、自分で片付けができているという自信を持たせるということです。

 

おわりに

身の回りの片付けをするということは、生活をしていく上での基本です。


何でもやってあげるのが良い母親ではありません。
自分のことは自分でできる自立した子どもに育てるのが子どものためなのです。

 

そのために、目は話さずに少し手を離してみませんか?
まず『自分でお片付けができる子』を目指してみましょう。

 
 コラムニスト情報
渡辺卯月
性別:女性  |   職業:ルームスタイリスト&整理収納アドバイザー

自分にとっての心地よい部屋を作る!ということをモットーにルームスタイリスト・プロそして整理収納アドバイザーとして活動しています。
どんなに片付いた部屋でも居心地が悪ければその人にとって心地良い部屋とは言えません。
私自身めんどくさがり屋なのでめんどくさがり屋さんにもできる楽々収納を提唱しながら心地よい部屋づくりを広めていきます。
また、ルームスタイリスト2級及び1級認定講座の講師として講座を開催しています。
ルームスタイリスト講座は模様替えについて学ぶ講座ですが、自分自身について詳しくなるという他の講座とはちょっと違ったところがあります。
ワークをしながら自分自身を見つけてみませんか?
私のモットーはとにかく楽しく学べること!
丸一日という長丁場の講座ですが居眠りする方もなく、笑い声が絶えない!そんな講座です。
お片づけ、模様替えのご相談もお待ちしています!
一緒に楽々収納でハッピーな毎日を過ごしましょう!