子どもの読み書き練習はいつから?「落書き」と「ぬりえ」から始める早期学習 (2/2)

執筆者: 米田淑恵 職業:数教研千里中央教室 指導員
「ぬりえ」で運筆力UP

絵を描くようになれば「ぬりえ」の登場です。

 

ぬりえは、始めに縁をにしっかりとなぞり、次に中の白い部分を塗ると綺麗に塗れます。

なぞり書きをするには、運筆力が必要です。

何度もぬりえを繰り返していく内に、指先の力がついてきます。

 

ぬりえが、そこそこきちんと塗れているようであれば、平仮名の「書き」を始められるでしょう。

文字を書くだけの力がついてきたのです。

書きやすい平仮名からスタート

文字を書く練習も、最初は自分の「なまえ」から始めたり、比較的書きやすい「い」や「こ」などから始めても良いでしょう。

 

何も五十音順に練習する必要はありません。

書きやすい文字で練習し、段々と「ぬ」「れ」といった書き難い文字へと移っていけば良いのです。

 

 

「できた」と感じられる学習がポイント

最も大切なのは、お子さんが「できた」と感じられること。

学ぶ喜びを知っているお子さんは、学習に意欲的です。

 

子供の気持ちを大切に

文字を書けるようになれば、きっとお父さんやお母さんへ手紙を書くようになるでしょう。

その時に「○○君(ちゃん)が書いてくれたの、とっても嬉しいな。」と言葉にして言ってあげて下さい。

 

子共は皆、お父さんやお母さんが喜んでくれることをしたがるものです。

沢山のお手紙を書いてくれるでしょう。

おじいちゃんやおばあちゃん宛に書いてもらっても良いですね。

 

おわりに

自発的な練習が、文字を覚える近道です。

 

書き順などのために、ドリルなどを活用することは大変良いと思います。

それとともに、お手紙を書くなど、実際に役に立つこともするとより力になるでしょう。

 
 コラムニスト情報
米田淑恵
性別:女性  |   職業:数教研千里中央教室 指導員

こんにちは。
数教研千里中央教室の米田です。
豊中市・千里中央の新千里西町会館にて、週2回皆さんと楽しく学習しております。
子ども達の「わかった!」という言葉を聞くのが何よりうれしいです。
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