赤ちゃんの耳あか、これって変?色と柔らかさから見る病気のサイン

執筆者: 大西 紘平 職業:アパレル接客・暮らしガイド
赤ちゃんの耳垢は色が違う

大人の耳垢と言えば茶色や黄色を思い浮かべませんか?

中耳炎などになったときは別ですが、健康なときは特に変な色はしていません。

でも赤ちゃんの場合は、時折びっくりするような色の耳垢が出てくることがあります。

黒っぽい耳垢が出てきたりすると誰でも驚きますよね。「もしかして病気?」そんな風に疑ってしまいませんか?

では、赤ちゃんの耳垢の色は何か病気のサインなのでしょうか。

 

 

茶色や黒の耳垢

赤ちゃんの耳垢で意外と多いのは茶色や黒です。

まるで錆のような色だったり、血が固まって時間が経ったような黒だったり…。

初めて見る方は驚いてしまうかもしれません。

実はあまり怖くない

しかし、茶色や黒の耳垢は決して病気ではありませんので心配無用です。

赤ちゃんは新陳代謝が激しいため、少し変わった色の耳垢が出てくる場合が多く、単にそれが排出されていることになります。

耳の中の皮脂や、生まれて間もないなら羊水などが耳垢を変色させているだけなので、赤ちゃんの健康上は問題ありません。

こういう色の耳垢も出るんだな、と思っておきましょう。

 

血が混ざっている場合は病院へ

ただし、血が混ざっている場合にはすぐ耳鼻科へ連れて行きましょう。

耳掃除で中が傷ついてしまっている可能性があります。

黄色い耳垢

赤ちゃんも黄色い耳垢が出てきます。

大人なら特に問題ありませんし、赤ちゃんも同様です。

至って健康な証拠です。

しかし、なんだか耳垢が水っぽい…。

 

そんな場合はすぐにでも耳鼻科へ行きましょう。

黄色でも水っぽいのはご用心

通常の耳垢は少し湿っている程度ですが、水っぽい耳垢が出てきた場合は中耳炎になっている可能性があります。

 

経験した方もいると思いますが、どんどん膿のような耳垢が出てきます。

赤ちゃんの場合も同じで、中から膿が出てきている可能性があります。

 

中耳炎・外耳炎のサインを見逃さないで!

中耳炎・外耳炎になると耳垢も水っぽく、膿んだような状態になります。

つまり中耳炎などのサインなので、絶対に見過ごしてはいけません。

治療が遅れると難聴になってしまうおそれもあります。

 

早めに耳鼻科へ連れて行き治療してもらいましょう。

耳垢の色による違いはほとんどない

水っぽい膿のような耳垢を除き、耳垢の色による違いは気にしなくて問題ありません。

赤ちゃんが成長するとともに耳垢の変色も無くなり、次第に落ち着いていきます。

私たちが耳掃除をするとき、普段はほとんど見かけない茶色や黒の耳垢。

最初はびっくりすると思いますが慌てずに。

耳掃除に自身がない方は、耳鼻科で耳掃除してもらうのも良いでしょう。

 
 コラムニスト情報
大西 紘平
性別:男性  |   現在地:香川県  |   職業:アパレル接客・暮らしガイド

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服飾専門学校を卒業後はアパレル業界へ数年間身を置いていました。
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