七夕飾りをラッピングして贈ろう!和紙を使った包み方(図解つき) (1/2)

執筆者: 須田 直美 職業:包み結び作家・研究家
季節のご挨拶に♪和紙を使った大人の包み結び

こんにちは、包み結び作家・研究家の須田直美です。

 

7月7日は五節句の一つ、七夕の節供です。

ちょっと上質な和紙やこよりなどを包んで、季節のご挨拶として差し上げてみるのは、いかがでしょうか?

 

今回は「七夕飾り用の、和紙やこよりなどを贈る包み方」をご紹介します。

 

 

七夕飾りは江戸時代から

今日のように、笹に願い事を書いた短冊や、いろいろな飾りを付ける七夕飾りができたのは、江戸時代からと言われています。 

 

おなじみの飾りにも、実はいろいろな意味が込められています。

飾りに込められた意味を思い出しながら、七夕飾りを作ってみるのも良いですね。

 

 

準備するもの
  • 30cm四方の和紙
  • 和紙の折り紙(15cm四方)
  • 金銀の水引1筋、または3筋 

 

水引の単位は、筋(すじ)です。

1筋(ひとすじ)とは、1本のことです。

水引は1、3、5、7、9筋と、奇数で用います。

 

 

他に、短冊や短冊を吊るすこよりなど、七夕飾りに使えそうなものを入れても楽しいですね。

 

和紙の包み方
1. 紙の中心に折り紙を置く

和紙がひし形になるように置いて、その中心に折り紙(色和紙)を置きます。

このときに、和紙の中心に折り紙を置くのがポイントです。

 

 

2. 上から紙をかぶせる

 

3. 下から紙をかぶせる

紙の中心に折り紙が置かれているか、確認します。

 

 

4. 下の紙を中心線から、下に折り返す

上の紙と下の紙がぶつかる所から、紙を下に折って案内線をつけます。

 

 

5. 下の紙を内側に折る

4でできた案内線を山折りにして、内側に紙を折ります。

 

 

6. 左から紙をかぶせる

 
 コラムニスト情報
須田 直美
職業:包み結び作家・研究家

「包み結び 櫻撫子」主催。海外在住時代に日本の「包む文化」の素晴らしさに魅せられ、帰国後に包み結び作家・研究家となる。包み結びを切り口に、日本の素晴らしい伝統文化を現代の生活に活かしつつ、未来に伝えていきたいと思い活動中。
オフィシャルブログ 「包み結び 櫻撫子」
http://ameblo.jp/tsutsumi-musubi/