ネガティブ思考やストレスはプチエクササイズで解消!心のデトックスが出来るヨガポーズ6選 (1/2)

執筆者: 美宅玲子 職業:美姿勢インストラクター
心を浄化するヨガポーズ&呼吸法

こんにちは。美姿勢インストラクターの美宅玲子です。


部屋には放っておくとホコリが溜まってくるように、私たちの心にもホコリが溜まってきます。


ネガティブな考え、不満、怒り、悲しみ。

こういった心のホコリで息苦しくなったり、病気になったりしないよう、部屋と同じで、時々心の浄化・掃除をしましょう。

 

心の風通しを良くしよう

部屋も、窓を閉め切ったままにしていると、空気がよどんでホコリが溜まりやすくなります。


嫌なことや思いがあると、心は閉じこもりがちになります。

嫌な思いが心に張りついて定着しないように、心を開き、風通しを良くしていきましょう。

嫌な気持ちが解放されて出ていく「魚のポーズ」

胸を開くこのポーズは、『胸のチャクラを開く』と言われ、心を開く効果があります。

1. 仰向けになります。
2. 両手のひらを床につき、手の甲をお尻の下に滑り込ませます。
3. 両肘、両肩を後ろに寄せて、肘を曲げて床を押し、背骨を反らせて頭頂部を床につけます。

 

 

4. 呼吸をゆっくり5回繰り返し、元に戻ります。

特別な空間や時間不要!「アンテナのポーズ」

ヨガをする特別な空間や時間を取らなくてもできるポーズです。

 

1. 座って骨盤を立て、背骨を伸ばします。
2. 息を吸いながら、両手を大きく広げて斜め上へ持ち上げます。

 

 

3. 胸を広げ、大空にアンテナを伸ばすようにイメージをしながら深呼吸を繰り返します。
4. 息を吐きながら、両手を下ろします。

心の汚れを吐き出す「浄化の呼吸」のやり方

水回りの配管にこびりついた汚れを落とす時、通常よりも勢いよく水を流して掃除をすることがありますね。


川の流れも、速い所は、一度汚れてもきれいな水が流れるうちに水が澄みやすく、流れがゆっくりした所は、一度汚れると元に戻るまでに時間がかかります。


心の汚れを流すのに、強制的に息を速く吐き出す呼吸法を利用してみましょう。

心の汚れをかき出し流すイメージで「浄化の呼吸」

勢いのいい息の流れで、心の汚れをかき出し流し出すようにイメージをします。

 

1. 自分の鼻から1mほど離れた前に、ろうそくの炎があるとイメージします。
2. 鼻息で一息でそのろうそくの炎を吹き消すと思って、勢いよく息を吐き出します。
3. 発声練習をするように、腹筋を使いながら連続して息を吐きだし、慣れてきたら30回以上繰り返します。

鼻が詰まっていてもOK!「息吹の呼吸」

鼻が詰まっている時、またより邪気をしっかりと払いたい時には、口から吐き出す息吹の呼吸がお勧めです。

1. 自分の口から1mほど離れた前に、ろうそくの炎があるとイメージします。
2. 口をややすぼめて一息でそのろうそくの炎を吹き消すと思って、勢いよく息を吐き出します。
3. 発声練習をするように、腹筋を使いながら連続して息を吐きだし、慣れてきたら30回以上繰り返します。

動じない、左右されない、ゆるぎない自信をつけよう

心の風通しを良くし、心を浄化したら、心の誇りや汚れを寄せ付けにくい心の状態を目指していきたいものです。

 

周りの環境や人の対応を気にして自分が見えなくなったり、自分の軸や大切にしていることが分からなくなることはありませんか?

 
 コラムニスト情報
美宅玲子
性別:女性  |   職業:美姿勢インストラクター

ヨガ・ピラティス・美姿勢インストラクター。
東京学芸大学教育学部卒。中学から大学まで陸上競技(100mH、走幅跳)に打ち込み、全日本インターカレッジ出場。姿勢や効率の良い体の動かし方に興味がある一方、メンタルの繊細さもあり摂食障害になってしまう。大学卒業後に小学校教員となるが、「いい先生であろう」という無理を重ね、うつ状態のため2年半後病休を取る。
2004年に趣味で通っていたスポーツクラブに転職し、ヨガ・ピラティスと興味ある分野を活かせる仕事のおかげで心の病と腰痛を克服する。ストレスの多い日常でも心身の調子を整えられる素晴らしさを伝えるため、2008年に独立しフリーインストラクターとなる。
現在、首都圏のスポーツクラブ、自治体、公共施設でのサークルや個人のレッスンを受け持つ一方、外ヨガイベント、健康コラボイベントの企画実施、雑誌監修、コラム連載、DVD発売も行う。日々更新するHP、ブログ、YouTubeのエクササイズ動画も好評である。
HP「インストラクター美宅玲子 Re pure BODY」 http://mitakureiko.com

 

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