「資格手当」制度で給与アップできるかも!会社の資格手当の種類とメリット
こんにちは、節約アドバイザーのヨースケ城山です。
会社員の方、自分の会社の資格手当をご存知でしょうか?
会社員にはどのような資格手当があり、どのような効果があるのでしょうか。

資格の種類は3つに分けられます。
- 持っているだけで手当がつく資格
- 選任されて初めてつく資格
- 取得した際に一時金が支給される資格
活かしてこその資格ですから、選任されてつく資格の方が、毎月の手当は高くなる傾向です。
業種や職種によって資格手当の有無はありますが、まずは、ご自分の会社にどのような資格手当がつくのかを知っておきましょう。
持っているだけで手当がつく資格であれば、月2,000円としても年額24,000円、10年間で240,000円という結果となってきます。
早い内に、有益な資格を取得すると、数年後には大きな利益として跳ね返ってくるでしょう。
業界や職種によって必要な資格が異なりますが、IT業界、金融業界、不動産業界、建設業界などの企業が、資格手当を出している傾向が強いようです。
どの資格も1,000円~2万円までの月額手当がつくか、合格により5,000円~20万円までの報奨金がつくケースがほとんどです。
会社が奨励している資格で、保有しているだけで毎月手当がつくものがお勧めです。
通常、現在の仕事に必要な資格を取得しないと意味がないと思われますが、業界によっては、全社員を対象とした資格も存在します。
経理を担当していても、会社が「第1種衛生管理者」の資格を、月額手当2,000円という規定で推奨しているならば、取るべき資格だということです。
総務を担当していても「危険物管理主任者」などの資格の取得は有効だということです。
危険物管理主任者と総務とは相関関係がありませんが、月額手当2,000円程度はもらうことができるでしょう。
営業であっても「建築物環境衛生管理技術者」などの資格を保有しているだけで、月額5,000円の手当が出るような会社もあります。
なぜ、資格を保有しているだけで資格手当がもらえるのでしょうか。
それには3つの理由があります。
- 保有資格の人数を公開していて、それを企業の信用に利用しているため。
- 保有資格の人数を増やしておき、予想外の選任に備えるため。
- 保有資格の人数を増やしておき、企業としてのレベルを上げるため。
このような理由から、保有するだけでも良しとして、資格取得を奨励している企業が多く存在しているのです。
自分とは関係ない資格だからと通り過ぎては損です。
資格手当の出る資格を早めに取得しておくと、将来的に大変有利になりますよ。
月額5,000円だとしても年額では60,000円にもなります。
それが20年間続くと、120万円です。
こんなお得なことはないですよね。
長い目で見て、今すぐにご自分の会社の資格手当の存在を見直してみて下さい。
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社会保険労務士合格者
ファイナンシャルプランナー
住宅ローンアドバイザー
年金アドバイザー
1973年生まれ。大学卒業後、商売の基本を学ぶため大手100円ショップに入社。1円単位の原価計算の重みを知る。その後、大手スーパーに転職し、値引きやタイムセールを担当。リアルな現場での駆け引きや相場観を養う。またその手腕により東京地区エリアマネージャーとなり、新人採用を年間4000人担当した。
著書「給料そのままで月5万円節約作戦!!」の中では固定費の削減を中心に
ラクして貯めるをモットーに活動している。
ブログでいつも取り上げているテーマは節約全般、社会保険労務士試験 住宅ローン 労働問題 ブラック企業 障害年金 40代の転職 出版について 潜在貯蓄 教育についてなどになります。興味がある方は是非ブログも覗いてみてください。
著書は『給料そのままで「月5万円」節約作戦!』(ごま書房新社)。本の内容は、『らくらく貯蓄術。住宅ローン地獄に落ちない為の家計防衛のススメ。』
http://kotukotushinai.jimdo.com/
にもまとめられている。
ブログ『節約アドバイザー ヨースケ城山ブログ』http://ameblo.jp/yousukeshiroyama
では、節約だけではなく転職活動、著書、社労士、FPのことを配信中。
【著書】
2012年 給料そのままで「月5万円」節約作戦【ごま書房新社】より発売
2015年 給料そのままで「月5万円」節約作戦がkindle化されました。
2015年 「kindle無料キャンペーン」でベストセラーランキング1位を獲得して販売につなげる方法 発売。
2016年 給料そのままで「月5万円」節約作戦 増補改訂版発売
2016年 「子供の教育費は削りなさい!」奨学金利用者50%以上時代の新教育費計画発売
2017年 給料そのままで「月5万円」節約作戦 増補改訂2版発売
2017年 老後資金は49.9歳までに貯め始めなさい!: 私の老後に必要な資金は2164万円です あなたの金額は? 発売
2017年 人生の3大支出「住宅」「教育」「老後」を節約しなさい!お金の裏技3冊セット: この3つを節約すれば他の節約は不要!発売
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