夫婦喧嘩をしないのは危険!旦那(夫)との関係が改善する話し合いのポイント
こんにちは、夫婦問題カウンセラーの高草木陽光(たかくさぎ はるみ)です。
「私たち夫婦は、喧嘩をしないから仲良しだ」という人が時々います。
一見、とても微笑ましい夫婦のように感じますが、“喧嘩をしない夫婦”もしくは“喧嘩が絶えない夫婦”は、実は、お互いのことを分かっているようで何も分かっていない夫婦がとても多いのです。
お互いを理解し、尊重し合える夫婦で、喧嘩を“必要としない”素晴らしい夫婦も存在します。
しかし、そんな絵に描いたような夫婦にお目にかかることは滅多にありません。
その代わり、“喧嘩をしない夫婦”は時々見かけます。
“喧嘩をしない夫婦”の多くは、どちらか一方が、自分の意見や気持ちを押し殺して我慢していることがほとんどです。
「自分さえ我慢すれば喧嘩にならずに済む」という考えのもと成り立っている関係性です。
そのような夫婦は、その場では喧嘩にはならないでしょうが、どちらかの小さな我慢が蓄積されていくことで大きなストレスとなり、やがて改善出来ないほどの夫婦問題へと繋がる恐れがあります。
夫婦は、元々は他人でありながら心理的に一番近い存在です。
その分、関係に亀裂が入ると簡単には元に戻せない厄介さがあります。
感情的になり、言いたいことを何でも口に出して言ってしまわないよう、特に下記の3つの内容に付いては充分注意してください。
- 相手の両親や家族の悪口を言わない
- 相手の人格否定をしない
- 相手本人の力では変えることが出来ない容姿について指摘しない
相手が深く傷付くことを知りながら攻めたり、罵り合ったりする喧嘩は最悪です。
しかし、「絶対に喧嘩をしないように」とは言いません。
なぜなら、正しい喧嘩をすることによって得られる大きな気付きも沢山あるからです。
感じ方や意見の食い違いに対して、反発したり否定し続けたり、押し付けたりするからです。
どちらも傷付かない“意味のある夫婦喧嘩”にしたいのなら、どちらが正しい、正しくないに関わらず、まずは“肯定する”ということが何よりも大事なのです。
一旦肯定した後に、「あなたはそう思うのかも知れないけれど、私はこう思う」というお互いの気持ちや意見を出し合いながら、気の済むまでとことん議論すればいいのです。
そうすることで、相手の知らない部分や考えを知ることが出来るという利点があります。
「一旦休もう」と言ってお茶でも飲んで休戦してください。
自分を知ってもらい、相手のことも知ろうとする喧嘩は、夫婦共に成長する意味のある喧嘩となることでしょう。
「そんなに冷静に喧嘩できるはずがない!」という人もいるかも知れませんね。
その場合、まずは、「相手を言い負かそう」とすることを自分から止めてみてください。
そのことを意識するだけで、あなたにとって“意味のある喧嘩”になるはずです。
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「HaRuカウンセリングオフィス」代表
NPO法人 日本家族問題相談連盟認定カウンセラー
現在までのカウンセリング・相談数は、累計6000件以上。
美容、毛髪カウンセラーとして10年以上「髪の悩み」を持つ人達の相談を受けてきた。
相談を受けているうちに「髪の悩み=心の悩み」であることに気付き、その中でも、夫婦や家族の問題・男女関係・人間関係のストレスが大きな要因となっていることを知る。
また、銀座のクラブでのホステス経験があり、「究極の接客業」を学ぶと同時に、男女の様々な人間模様を目の当たりにしてきたことも現在の仕事に役立っている。
【メディア実績】
テレビ朝日「スーパーJチャンネル」
フジテレビ「ホンマでっか!?TV」
イギリスBBCラジオ
夕刊フジ
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「マイナビウーマン」 他
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