その問題、発達障害が原因かも?ADHD傾向で起きがちな5つの悩みと対処法 (2/2)

執筆者: 土田くみ 職業:医療カウンセラー

 

部屋が散らかっている、片付けられない

部屋が散らかっている、片づけられないということも特性としてあります。

そういう場合でも、物は買ってしまいます。

 

1つ買って1つ捨てる

一つ買えば一つ捨てるという習慣を持つと、それ以上に物は増えません。


アスペルガー傾向の方と違い、物は捨てられます。

しかし、捨てるという行為も後回しになり、衝動的にドンドンものを考えずに購入してしまうのです。

いつの間にかどこに置いたか分からなくなり、探すより買うほうが早いとなり、同じものを二つ購入しているということもあります。

 

なるべく、一つ買えば一つ捨てるという習慣をつけ、物を増やさないことです。

 

 

おわりに

ADHD傾向の方の対応として、日常場面でのお話を少しさせていただきました。

これらのポイントを気を付けるだけでも、十分仕事や対人関係においても生きやすくなります。

ADHDの方は、その衝動性を活かせてすぐに行動に移せます。
また直感が鋭い方も多いので、それを活かせて行動的に動くと本来の才能を発揮し、理想の自分に近づけることもできるはずです。

 
 コラムニスト情報
土田くみ
職業:医療カウンセラー

Kumi心理カウンセリング研究所の土田くみです。
私は、医療の現場で様々な手法を用いて患者さんの心のケアに当たっております。
現在、芦屋、神戸、西明石で精神障害や発達障害、また医学界では慢性疼痛の研究をしております。
身近な街の心の医療カウンセラーとして皆さんのお役に立てたら嬉しいです。どうぞよろしくお願いいたします。

 

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