美食の都市ピサ(イタリア)へグルメ観光!食事が美味しいおすすめレストラン5選 (2/2)

執筆者: とすかーな

 

自家製野菜と美しい魚介料理の「レ・レップブリケ・マリナーレ」

「海洋王国」という意味が店名の「レ・レップブリケ・マリナーレ」。

 

店名の由来

9~12世紀のピサは、イタリアの4大海洋国家で、軍港としても非常に重要な町でした。

店名はそこからきているようです。

 

今では、その4大海洋王国だった、ピサ、ジェノヴァベネツィアアマルフィの4都市で、ボート競技のレガッタレースが行われています。

毎年、会場になる都市が変わるのですが、ピサ開催の年は、レストランのテラス席が写真のようなボート形になるのですよ。

 

 

自慢の自家製野菜

こちらのレストランでは畑を持っていて、自家製の野菜を使用しています。

新鮮で味の濃い野菜と、その日に手に入った良い食材を使って料理。

 

オーナーのジュゼッペさんに、今日のお勧め料理を聞いてみて下さい。

絶対にはずれませんよ。

 

 

日本人の食べ方にもピッタリ

大盛り料理を大量に食べるのが苦手な方は、こちらのレストランが良いでしょう。

上品なお味に、色々と少しずつ食べることができます。

 

また、ワインをはじめ、その他のお酒の種類も豊富です。

 

 

日本びいきのジュゼッペさんや従業員さん達は、日本人が料理をシェアすることを知っていて、取り皿も快く持ってきてくれます。

 

ピサの美味しい地ビールを飲むなら「オルツォ・ブルーノ」
地元に根付いている山麓水

ピサにあるピサーニの丘は、温泉のみならず山麓水でも有名。

市が水質管理をしている山麓水の水汲み場があちこちにあり、市民は飲み水として汲みに行っています。

 

そんなピサの美味しい水を使った地ビールが飲めるお店が「オルツォ・ブルーノ」。

地元民率が、ほぼ100%のお店です。

 

 

気軽に楽しめるパブ感覚のお店

ほぼセルフサービスですので、レストランというより、パブに近いですね。

おつまみはもちろん、料理も食べられますので、食事をしたい人にも飲みたい人にもお勧めです。

 

地ビールの美味しさは企業秘密!

ビールのオーダーはカウンターに行きます。


自家製醸造所で作られたビールは、常時数種類あり、アルコール度は5~7%。

添加物も保存料も入っていません。

 

泡の細かさと、鼻から抜けていく時の香りがとても良いビールです。

企業秘密なので詳しくは分かりませんが、この泡に特徴があり、香りを維持するための工夫があるそうですよ。

 

 

おわりに

今回は、ピサの中心地のから徒歩で行けるレストランをご紹介しました。

 

ピサにお越しの際は、特産品を食べられるレストランへぜひ足を運んでみて下さい。

ピサの人達は、イタリア語ができない観光客に慣れている上に、とても穏やかで親切ですので、安心して楽しめますよ。

 
 コラムニスト情報
とすかーな
性別:女性  |   現在地:イタリア ピサ  |  

イタリア・ピサ在住。日本で勤務の頃から、イタリアに関わること15年余り。
現在は、フィレンツェの革メーカー、フランチェスコ・リオネッティ社で営業&販売員をしています。
また、イタリアの添乗員資格を取得し「トスカーナ・トリップ」を主宰。トスカーナ州の美味しい&おもしろいもの、穴場をご案内しています。 
希少牛・トリュフ・さくらんぼ・魚介の産地、温泉・海など水の町でもあるピサの穴場情報や、元コックの姑の料理などイタリアの日常をブログに書いています。
ブログ「それでもイタリアなワケ New! in トスカーナ」ː http://ameblo.jp/soredemoitalianawake/
HP「トスカーナ・トリップ」ː http://www.toscana-trip.com/