マナー講師が教える、就活スーツの注意点13つ!リクルートスーツの色やシャツ柄は?
マナー講師が教える、女性用就活スーツのポイント!リクルートスーツの色はグレーだとダメ?シャツの柄はなにがベスト?第一印象を良くするリクルートスーツの選び方を解説します。
こんにちは、マナー講師の峯苫由布子です。
ビジネスマナーで学ぶ「身だしなみ」とは何でしょう?
「身」を「たしなむ」という言葉通り、その場にふさわしい服装で見苦しくないように整えること、相手目線であることが大切です。
一方おしゃれは、自分に似合う、個性を出す、着飾るなど、自分目線であることが分かりますね。
就職活動には、相手の企業側がどう思うかで、身だしなみを整えることが大切です。
今回はリクルートスーツの選び方のポイントをご紹介します。
身体に合っていないスーツや素材、そして公的な場にふさわしくないスカート。
袖がスーツと合っていないシャツや、ポケットに物を入れている様子など、自分都合で考えている身だしなみは、ルーズな印象を与え、社会人としては問題があります。
服装の善し悪しが仕事のできる・できないに繋がっているように判断されても、止むを得ないでしょう。
就活用スーツや服装を用意する際は、以下の点にご注意ください。
体に合っているスーツを着ることが一番大切。
安価でも構いませんので、首回り・袖丈・裾・サイズを測って貰い、購入しましょう。
スーツに合わせてシャツを2~3着一緒に購入しておいてください。
細身の小柄な女性は、ぶかぶかのスーツを着用すると特に子供っぽく、頼りない様子に見えてしまいます。
反対に、ボタンがはちきれんばかりの上着は、少し横柄な感じを与えるでしょう。
裾のしつけの取れ忘れにもご注意ください。
スーツの色は、無地の黒が主流ですが、濃紺やグレーでも構いません。
細くてもストライプなどは避けた方が良いでしょう。
シャツは基本的にはベーシックな白。
襟も基本の形にしましょう。
女性は尖った襟よりも、少し柔らかい襟、開襟タイプ、ベーシックタイプがおすすめです。
企業、希望業種によって変えてみるといいでしょう。
基本的には、スカートの方が好印象です。
パンツスーツでも業種によっては良いでしょうが、マナーの世界ではスカートが正式となっています。
丈は座ると上に上がりますので、ひざが隠れるくらいにしましょう。
ストッキングは、ナチュラルなベージュを用意してください。
膝のお手入れも忘れずに。
リクルートスーツに合わせる靴を見てください。
足元はその人を表します。
汚れていたり、つま先が剥げていたり、かかとがすり減っていたりしていませんか?
中敷きも綺麗ですか?足にぴったりと合っていますか?
ピカピカに磨いてある靴を見ると、真摯に物事に向かう姿勢を感じます。
女性靴のヒールの高さは5cmまで、かかとは太めのものを選んでください。
つま先が細すぎるもの、エナメル、スエード、飾りがついているものはふさわしくありません。
長く歩くことになりますので、スーツと同じように、歩きやすく就活にふさわしいものを専門店で選んでもらうと間違いありません。
踵がすり減ったときには、すぐに修理しましょう。
カツカツと鳴りやすい足音やずり足など、歩き方にも気を付けましょう。
身だしなみは、相手目線でTPOに合わせて整えます。
企業は人材に大きな投資をします。
定年まで働いてもらうと幾らと計算して、相応しい人を選びたいのです。
その企業にふさわしい、最低限の身だしなみをするのは礼儀ですね。
企業訪問や面接のときには、前の日に靴を磨き、シャツのプレスをして、身だしなみの準備を行いましょう。
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