ゆとりの新入社員、会社の団塊世代…上手な接し方は?世代別特徴と付き合い方

執筆者: colonna
どんな接し方をすればいい?

会社の居心地とは、半分以上が人間関係で左右されるもの。

 

同僚・上司・後輩と、様々な年代が混じり合う中では、それぞれの性格や傾向ごとに対応を変えていく必要があります。

 

一体どんな対応の仕方がマッチするのか、年代別にまとめてみました。

 

今後も急激に増加!ゆとり世代

いま会社で活躍している20代の多くが、ゆとり世代です。

 

とにかく「褒める」が正解

ゆとり世代における教育方法は、褒めて伸すことです。


多くの方は「甘い。」と思われると存じます。
しかし「みんなに順位を付けるのは可哀想。せーのでゴールしよう」と言って、運動会のリレーをみんな同時にゴールした小学校もあった時代なのです。

 

怒る、怒鳴るは禁物

彼らは怒られることに慣れていません。

怒鳴ってはいけません。萎縮してしまいます。


おかしいと思うかもしれませんが、時代が創りだした産物なのです。

 

適度に気遣う

また「気付いてほしい。」が根底にあり、あまり発言しない所も大きな特徴です。


「優しく指導し、出来たら褒める。落ち込んでいたら声をかけてあげる」というところが、今のゆとり世代の対策ではないでしょうか。

 

働き盛りの30代から40代の世代

こちらは、1番のゆとり世代と打って変わって「何くそ!」と頑張ってこられた方の集まりです。
辛抱強く、忍耐強い方が多い世代です。


しかしながら、それゆえにメンタルのSOSサインが出たころには、既に手遅れの事が多いのも特徴。

 

 

普段から悩み相談の時間を設けてあげて

この年代には、普段からのこまめなメンタルケアが必要になってくるかと思います。
直属の上司が「何か困っていることはないか」とヒアリングを実施していくことが、大きな解決口になるのではないでしょうか。

団塊の世代、または定年後の60代以上の世代

こちらの方々も辛抱強く、忍耐強い方々の多い世代です。
また今の日本を作ってこられたベテラン世代です。


しかしながら、今の時代新しいことも増え、若干価値観の相違が生まれているのも事実。

「考え方が古い」と直接は言われなくとも、そういったことを感じ、傷付いて自信を無くすこともあると思います。

 

相談役として意見を伺って

こちらでもこまめなヒアリングが必要になってきます。


働き盛りの世代が立ててあげることで、お互いたくさんの知恵が出され、良きものの生産に繋がっていくのではないでしょうか。

 

おわりに

大きく3つに分けましたが、もちろん性格や育ってきた環境によって例外もあります。


ゆとり世代でも辛抱強く弱音が吐けない人。
働き盛り世代でも打たれ弱い人。

しかし周りの人たちが、お互い面倒くさがらず各個人の性格に配慮し、接し方を変えていくことが解決策です。
メンタルヘルスケアを正しく理解し、心身ともに健康になりましょう。