近年の猛暑の影響もあってか、最近では大人汗疹に悩む人が増えているそうです。
大したことじゃないと深く考えず、そのうち治るだろうと皮膚科に行かない方も多いかもしれません。
ですが、知らず知らずのうちに取っている「あせもNG行動」のせいで、小さな汗疹がどんどん拡大して取り返しの付かないことになるかもしれません。
今回は、汗疹が出来てしまった時にやってはいけない、13のNG行動についてご紹介いたします。
至極当たり前のことですが、これが一番やってはいけないNG行動です。
バリア機能が低下して荒れている肌を掻きむしっては、傷口から化膿したりなど、治りが遅くなるどころか傷跡も残ってしまでしょう。
患部に痒みを感じる場合は、応急処置としては氷で冷やすなどして痒みを誤魔化しましょう。
皮膚科で処方されたステロイド含有の軟膏なども時には使用しながら、痒みを落ち着かせる努力をして、就寝中などの無意識状態でも掻かないようにする工夫をしましょう。
うなじや首周りは汗を掻きやすく、頭皮の皮脂なども関係して汗疹の出来やすい場所です。
温度の高いコテを使用することで、頭や首周りに必要以上に汗をかいてしまいます。
また綺麗にヘアセットすることによって、美しい髪を下ろしてしまいたくなりがちです。
暑い季節は出来るだけアップヘアにし、首周りをすっきりさせましょう。
汗疹の原因は汗ですので、汗を拭きとることはとても良いことです。
ですが、乾いたタオルで拭きますと水分だけが取り除け、皮脂や汚れはお肌に残ってしまいます。
これらが汗腺につまり、汗が肌内部に溜まってしまい汗疹になります。
ウェットティッシュや塗らしたハンカチなどで、優しく汗をふき取りましょう。
銭湯のような熱いお湯が好きな方もいらっしゃると思います。
ですが汗疹ができている時は、温めの温度設定にしましょう。
熱いお湯は肌表面の皮脂を、必要以上に流してしまいます。
汗疹によりバリア機能が著しく低下していますので、より汗疹を悪化させる恐れがあります。
前出同様、お肌に必要な皮脂が流れてしまうからです。
普段よりも少な目の石鹸を手に取り、優しく泡立てたら、タオルなどは使わずにそのまま手で洗いましょう。
お肌が荒れている時は、とにかく刺激になるような事はしないようにするのが良いでしょう。
適量のベビーパウダーは肌表面をサラサラにし、炎症を起こしにくい状態を作ってくれます。
ですが一日に何度も大目のパウダーをはたいてしまうと、お肌が乾燥状態になってしまい、バリア機能が低下することから汗疹などのあらゆる肌トラブルを引き起こしやすくなってしまいます。
また小さな粒子が汗腺に詰まることから、良かれと思ってつけたベビーパウダー自体が汗疹の原因にもなり得ります。
ベビーパウダーは「予防」と考えておきましょう。
夏バテ防止に精力を付けようとお肉ばかり食べていると、それも汗疹を悪化させる原因になります。
汗疹が発生しているとき、体は火照った状態になりますが、お肉を食べるとそのほてりを更に助長してしまうのです。
お肉同様、香辛料の効いた料理は、体を火照らせる作用があります。
夏は辛いカレーを食べると、たくさん汗を掻いて夏バテ防止にもなりますが、汗疹が出来ている時は控えるようにしましょう。
甘味には細胞をゆるませる効果があり、そのことで痒みが増幅してしまいます。
ついついかきむしってしまい、そこから雑菌が入って化膿してしまうこともあります。
汗疹を早く治したいなら、甘いものはしばらく控えましょう。
昔から、豆製品を好むお母さんのオッパイを飲んでいる赤ちゃんは、汗疹が良く出来るといわれています。
実際に豆製品を控えてからは、赤ちゃんの汗疹が良くなったと言うケースは多々あります。
科学的な根拠は立証されていないようですが、先人の知恵にあやかって、夏場は控えめにしていたほうが無難かもしれません。
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