朝起きると、顔がパンパンにむくんでいる

子どもの頃はむくみ(浮腫み)とは無縁だったのに、お酒を飲む年齢になってからは朝に顔がむくむことがしばしば、なんて方はいらっしゃいませんか。

 

加齢や病気などの原因もありますが、一過性のむくみは、その原因のほとんどは不規則な生活などによるものばかりです。

 

つまり、今の生活リズムを少し見直すだけで、むくみを解消できるということです。

 

 

顔むくみの原因
1. 食生活の乱れ
  • 塩分、糖分、アルコールの摂りすぎ
  • 深夜の食事などによる、内臓への負荷

 

2. 不規則な生活習慣
  • 寝不足などによる生活サイクルの乱れ

 

3. 運動不足
  • 筋肉量の低下や血行不良
  • 新陳代謝の低下、冷え性なども招く

 

4. ストレス
  • オーバーワークや人間関係などの心労による、自律神経の乱れ

 

5. ホルモンバランス
  • 月経前症候群や妊娠、更年期などの女性特有の原因

 

アルコールは特にやばい!

 

翌朝に別人かと思うほどにパンパンにむくんでしまうのは、やはりアルコールが起因しています。

 

血中のアルコール濃度があがり、血管が拡張

摂取したアルコールを分解しようとする働きにより、血管が拡張されます。

そのことにより体内で水分処理が間に合わず、処理されずに取り残された水分が「むくみ」になってしまうのです。

 

ついつい食べているおつまみの高塩分が、むくみに拍車をかける

体は無意識に体内の塩分濃度を保とうとする働きがあります。

体内に過剰に塩分が取り込まれると、塩分濃度を薄めようと体内に水分を閉じ込めてしまうのです。

 

顔むくみ対策 就寝前編
1. 軽い運動や家事をこなしてから寝る!

体内の水分は重力にしたがって、下へ下へといきます。

つまり顔がむくむのは、寝転がっている姿勢である就寝中なのです。

 

ほろ酔いで帰宅した夜などは、すぐにでもベッドにダイブしたいところではありますが、そこは理性を働かせましょう。

翌日の準備や、簡単な掃除などをしてから就寝してください。

 

2. ミネラルウォーターを寝る前に飲む!
アルカリ性の軟水~中硬度の水、またはバナジウム含有の水がおすすめ

 

 

体内のアルコール濃度や塩分濃度を下げるには、良質な水で薄めるのがいちばんです。

お茶などで利尿作用の高いものは、さらに塩分濃度を高めてしまうので、飲用を控えましょう。

 

顔むくみ対策 パンパンに浮腫んだ朝編
3. 温冷タオルで血流を促進させる!
レンジでチンした蒸しタオルなどを顔に乗せ、血管を拡げます。
次に氷水などで冷やしたタオルを顔にあて、引き締めます。

 

 

血流が滞った血管に、温冷タオルで直接アプローチします。

温冷タオルを3~5セット繰り返すことで血流量がアップし、余分な水分を押し流してくれます。

 

4. くちゃくちゃぱっ!体操で、血流促進!
  • 鼻から深く息を吸いながら、顔のパーツを全て中心に寄せるイメージで顔をくちゃくちゃにし、その状態を10秒キープします。
  • 次に浮腫みや毒素を全て吐き出すイメージで、鼻と口から息を吐ききります。
  • 最後まで息を吐ききったら、目や口すべての顔のパーツや筋肉を「ぱっ!」と外に開きます。

 

温冷タオル同様、血管を縮めて拡げるを繰り返すことで血流が促進され、お顔全体がぽかぽか温かくなってきます。

顔全体の筋肉をフルに使いますので、むくみ対策のほか、たるみなどにも効果大です。

 

5. 首をゆっくり回して、リンパの流れを促進!
ラジオ体操の時のように、ゆっくりと首を左右に大きく回します。

 

ツボ押しの場所を覚えたり押さえたりするのが面倒な方は、こちらがおすすめです。

首筋をジワジワ伸ばすようなイメージで首を回すだけでも、十分リンパ流れにアプローチできます。

 

おわりに

普段の生活の中にも、見直す点がいくつか見つかったのではないでしょうか。

 

むくみ知らずは、基本的な健康第一の生活からはじまります。

楽しい酒宴でついつい飲みすぎた翌朝などは、これらの対処法を試してみて下さいね。

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