子どもの頃はむくみ(浮腫み)とは無縁だったのに、お酒を飲む年齢になってからは朝に顔がむくむことがしばしば、なんて方はいらっしゃいませんか。
加齢や病気などの原因もありますが、一過性のむくみは、その原因のほとんどは不規則な生活などによるものばかりです。
つまり、今の生活リズムを少し見直すだけで、むくみを解消できるということです。
- 塩分、糖分、アルコールの摂りすぎ
- 深夜の食事などによる、内臓への負荷
- 寝不足などによる生活サイクルの乱れ
- 筋肉量の低下や血行不良
- 新陳代謝の低下、冷え性なども招く
- オーバーワークや人間関係などの心労による、自律神経の乱れ
- 月経前症候群や妊娠、更年期などの女性特有の原因
翌朝に別人かと思うほどにパンパンにむくんでしまうのは、やはりアルコールが起因しています。
摂取したアルコールを分解しようとする働きにより、血管が拡張されます。
そのことにより体内で水分処理が間に合わず、処理されずに取り残された水分が「むくみ」になってしまうのです。
体は無意識に体内の塩分濃度を保とうとする働きがあります。
体内に過剰に塩分が取り込まれると、塩分濃度を薄めようと体内に水分を閉じ込めてしまうのです。
体内の水分は重力にしたがって、下へ下へといきます。
つまり顔がむくむのは、寝転がっている姿勢である就寝中なのです。
ほろ酔いで帰宅した夜などは、すぐにでもベッドにダイブしたいところではありますが、そこは理性を働かせましょう。
翌日の準備や、簡単な掃除などをしてから就寝してください。
体内のアルコール濃度や塩分濃度を下げるには、良質な水で薄めるのがいちばんです。
お茶などで利尿作用の高いものは、さらに塩分濃度を高めてしまうので、飲用を控えましょう。
次に氷水などで冷やしたタオルを顔にあて、引き締めます。
血流が滞った血管に、温冷タオルで直接アプローチします。
温冷タオルを3~5セット繰り返すことで血流量がアップし、余分な水分を押し流してくれます。
- 鼻から深く息を吸いながら、顔のパーツを全て中心に寄せるイメージで顔をくちゃくちゃにし、その状態を10秒キープします。
- 次に浮腫みや毒素を全て吐き出すイメージで、鼻と口から息を吐ききります。
- 最後まで息を吐ききったら、目や口すべての顔のパーツや筋肉を「ぱっ!」と外に開きます。
温冷タオル同様、血管を縮めて拡げるを繰り返すことで血流が促進され、お顔全体がぽかぽか温かくなってきます。
顔全体の筋肉をフルに使いますので、むくみ対策のほか、たるみなどにも効果大です。
ツボ押しの場所を覚えたり押さえたりするのが面倒な方は、こちらがおすすめです。
首筋をジワジワ伸ばすようなイメージで首を回すだけでも、十分リンパ流れにアプローチできます。
普段の生活の中にも、見直す点がいくつか見つかったのではないでしょうか。
むくみ知らずは、基本的な健康第一の生活からはじまります。
楽しい酒宴でついつい飲みすぎた翌朝などは、これらの対処法を試してみて下さいね。
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