「灯り」でリビングのお洒落度アップ!インテリアにもなる照明の選び方 (2/2)

執筆者: 林 通子 職業:インテリアコーディネーター
間接照明を簡単に取り入れるワザ

居心地よいホテルなどでよく使われている間接照明。

「自宅でもこんな間接照明が出来れば、おしゃれな部屋に変えられるのでは」と思われることでしょう。

 

作り付けの間接照明は、後付は難しい…

しかし、建築時から計画を立てていないと、造作〈作り付け〉の間接照明を配置することは、難しいのが現実です。

 

フロアライトやテーブルライトで間接的に照らせば、効果抜群♪

そこで、お勧めしたいのは、フロアライトやテーブルライトなどを使って、簡単に間接照明を作ってしまうことです。

 

主照明となるシーリングなどを点灯せず、光の向きを変えられるライトで、壁の一部や家具、観葉植物を照らすのです。

こうすると、天井からの照明のように、直接的ではない明るさを得ることが出来、ちょっとした間接照明のような効果が期待出来ます。

 

 

照明器具を選ぶときのポイント
照明器具を変えると、部屋のイメージは随分変わる!

賃貸の部屋もそうですが、元のシーリングライトなど、天井付けから替えることが難しいようなら、天井付けにする照明器具そのものを変えてみましょう。

 

よくあるドーム型の丸い形のものを、北欧デザインの吊り下げタイプのものに変えたり、キラキラ光る素材を使ったものや、モダンな印象のシェード付きのものに変えたりすると、部屋のイメージは随分変わります。

 

 

お店で実際に点灯して、明るさや影の出方をチェックするのがオススメ

最近では、低価格のものから、有名作家デザインのものまで、様々な照明器具が売られています。

 

家具ショップや、雑貨屋さんにも、いろんなテイストの照明器具〈ライト〉がディスプレイされています。

実際に、点灯してみると、明るさや陰影の出方などがよくわかるので、試してみるとよいでしょう。

 

 

おわりに

リビングは住まいの中でも、もっとも多様性のある部屋です。

 

家族の一人一人が趣味を楽しんだり、一日の疲れを癒したり、心地よく過ごす空間となるようにと考えると、照明も多種多様なものを取り入れるというイメージで良いのではないでしょか。

 

明るければOKということではなく、照明もインテリアの一つとして捉え、理想とする暮らし、そしてお好きなテイストで統一された、とっておきのリビングを実現させてください。

 
 コラムニスト情報
林 通子
性別:女性  |   職業:インテリアコーディネーター

京都・滋賀を中心に稼働中のインテリアコーディネーターです。日々の暮らしを愉しみ、心地よく過ごす・・・そんな空間創りをお手伝いさせていただきます。
ホームページ:interior design LaBlanche (https://www.lablanche0721.com/)

 

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