団扇(うちわ)の和風ラッピング。透け感のある和紙を使った包み方手順

執筆者: 須田 直美 職業:包み結び作家・研究家
はじめに

こんにちは、包み結び作家・研究家の須田直美です。

 

暑い夏、昔から涼しさを呼び込む小道具として用いられてきたのが、「団扇(うちわ)」です。

 

今日は「団扇」の涼やかな包み方をご紹介いたします。

 

 

団扇(うちわ)とは?

もともと風を送るための道具でしたが、古代中国エジプトにその原型を見ることができます。

 

日本には大陸から入ってきたようですが、古代の日本では祭祀に使われたり、身分の高い人の権威の象徴として、お供の者に大きな団扇を持たせたり、様々な用途があったようです。

相撲の軍配も団扇の一種です。

 

風を送る道具として現在のような団扇のカタチができたのは、室町時代末だそうです。

そして、江戸時代になると庶民に普及し、「涼」を得る為、炊事、装いなど様々な場面で用いられるようになったと言われています。

 

うちわの包み方
材料

透け感のある和紙1枚

 

団扇のサイズ
  • 横の長さ × 2 + 5cm
  • 縦の長さ × 2

 

   

1 和紙を半分に折り、団扇の裏を上にして和紙の間に入れる

 

 

2 団扇の左上のカーブに沿って、和紙を下に折る。

折った時に◯印の辺が和紙の下の線と平行になるようにしましょう。

 

 

 

3 同じように右も下に折る。

 

4 左下の和紙を団扇のカーブに沿って折り上げる。

◯印の辺が上の辺と平行になるように折りましょう。

 

 

5 右下の和紙も同じように折る。

 

6 右の和紙のポケットの部分に左の和紙を差し込む。

 

7 表に返して完成

金魚の絵柄の団扇に、渦巻き紋様の和紙を合わせてみました。

 

 

和紙との組み合わせバリエーション

朝顔の絵柄の団扇を、麻の葉紋様の和紙で包んでみました。

 

 

おわりに

夏のご挨拶として、団扇を涼しげな和紙で包んで贈ってみませんか?

団扇の絵柄と和紙の紋様の取り合わせを、いろいろ考えると楽しいですよ。

 

 
 コラムニスト情報
須田 直美
職業:包み結び作家・研究家

「包み結び 櫻撫子」主催。海外在住時代に日本の「包む文化」の素晴らしさに魅せられ、帰国後に包み結び作家・研究家となる。包み結びを切り口に、日本の素晴らしい伝統文化を現代の生活に活かしつつ、未来に伝えていきたいと思い活動中。
オフィシャルブログ 「包み結び 櫻撫子」
http://ameblo.jp/tsutsumi-musubi/

 

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