はじめに

今現在、ヘアカラーをしてない方やしたことがない方はほとんどいないのではないかというくらい、ヘアカラーは浸透してきました。
理由も様々で、「デザインを楽しむ」「気分を変えたい」「白髪が気になり始めた」などがあります。 

 

一般でも気軽にカラー剤を購入出来るため、自分でヘアカラーをする方も増えてきました。

サロンでも手軽に安く出来るサロンも増えてきています。

 

 

しかし、その手軽さが、髪に思わぬ事態を引き起こしていることがあります。

 

それは頭皮と髪に対するトラブルです。

今回は、なぜヘアカラーがヘアトラブルを起こすのか、しっかりと理解しましょう。

 

カラーの種類とメリット・デメリット

カラーには大きく分けると一般的にオシャレ染め・白髪染めと言われる一番多く使われているアルカリカラー、そしてマニキュア・ヘナ・トリートメントカラーがあります。

 

すべて市販でも購入できますし、サロンでもメニューとして行っています。

 

 

最も注意すべきは「アルカリカラー」

上記カラーメニューの中で、髪にも頭皮にも最も負担をかけるのが、最初に記載した「アルカリカラー」という物です。

 

メリットとしては、髪を明るくする事が可能で、色も幅広くあり、デザインを楽しむには必要不可欠なカラーです。

 

デメリットととしては髪のタンパク質を壊す「アルカリ剤」が入っている事、化学反応を起こさせる為に「過酸化水素」をしようするため「活性酸素」が発生すること、そしてアレルギー物質でもある「ジアミン」が使用されている事です。

 

 

その他のカラー

他のカラーに関してはブリーチ作用もある訳ではないですし、基本髪の外側に定着させ、色味を出しているだけなのでアルカリカラーからするとダメージは極端に少なくなります。

 

メリットとしては、非常に髪にも頭皮にも負担が少ないということ。

デメリットは、髪を明るくする事は出来ないので、それ単体で様々な色を出すのは不可能ということです。

 

サロンカラーとホームカラーの違い
ホームカラーは色が入りやすい

ホームカラーは、一般のお客様が自分で使用する為に色も入りやすく出来ています。

その為にはタンパク質を壊す「アルカリ剤」を多く使用する事が必要となります。

 

特に白髪に色を入れるということは難しい作業のため、白髪染めは意外に薬剤が強くダメージが多いのです。

当然そうなれば負担も増します。

 

髪質やダメージ・頭皮の状態などによって、カラーが出来るできないの判断や、状態によって薬剤の選定や塗り分けも、一般の方にはなかなかできません。

 

サロンで行うと頭皮や髪に合った判断が可能

しかし、サロンでは、髪や頭皮の状態を判断し出来る出来ない・必要なカラー剤の選定・塗り分け・髪のダメージの軽減や仕上がりを良くする為のトリートメント選定をする事が出来ます。

 

その上サロンカラーは、市販品から見るとダメージも少なく出来ており、薬剤の強さも様々なので状態にあわせて使い分ける事が可能なのです。

 

 

ヘアカラーで最も重要なこと
薬剤、ちゃんと落ちてる?

ヘアカラーをする際、最も重要なのが、使用した薬剤を髪や頭皮からどれだけ中和・分解・除去ができているかです。

カラー剤に使用されている薬剤・化学成分には、シャンプーで洗っただけでは落ちきらないものもあります。

 

それが髪や頭皮に残っていると、いつまでも化学反応が止まらず、髪や頭皮のダメージ・色持ちの悪さ・最悪抜け毛や薄毛になってくる事・そしてアレルギーになってしまうこともあるのです。

 

特に白髪染めは注意!

特に白髪染めをされている方は気をつけましょう。

白髪になるということは頭皮の状態や内部のバランスの崩れでもあります。

 

そこにさらに負担をかけ、負担となる物を残し、そのままにすれば白髪を増やす事にもなります。

 

 

いかに負担をかけないようにする事が出来るか。

それが可能なのがサロンで行うカラーです。

 

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