こんにちは、スキンケアカウンセラーの松原好克です。
今回は、「赤ら顔(顔肌の赤み)」についてお話します。
非常にニッチな内容になりますが、お悩みの方が少なからずいるため、取り上げたいと思います。
4つのタイプに分類されます。
ご自身がどのタイプに属するかを見極めましょう。
生まれつきによるもので、色白の人に多く見られます。
赤ら顔(顔肌の赤み)は、このタイプが最も多いと言われています。
皮脂の分泌が多い人に現れやすく、自分の皮脂が刺激となって、顔肌が赤みを帯びます。
特徴としては、まずは小鼻の周りが赤くなり、人によっては額へと広がり、ひどくなると顔全体に出ることもあります。
さらに、痒み・カサつき・皮剥けなどを伴う場合もあります。
発症する確かな原因は分かっていないようですが、皮脂の分泌との関係が深いホルモンバランスに影響する、乱れた食事や睡眠不足などの生活習慣が関わっていると考えられます。
ニキビが腫れて赤くなった後、ニキビは治癒したが、赤みだけが引かないというものです。
叩く・擦るなどの慢性的な刺激により、毛細血管が拡張し、顔が赤く見えるものです。
コットンで化粧水を叩き込む、重圧を加えた過度なマッサージなど、間違ったケアを長年に渡り続けることが原因となります。
毎日の繰り返しで少しずつ現れてくるため、ほとんどの人がその原因に気づきません。
赤ら顔(顔肌の赤み)のタイプ別に、必要なスキンケアを分かりやすくまとめてみました。
残念ながら、スキンケアでの改善は困難とされています。
ただし、年齢と共に自然に薄くなる人もおられます。
メイクアップ料(ファンデーションなど)を上手く活用して、目立たなくしましょう。
体質的なものが左右している場合も少なくなく、一度発症すると完治は難しいと言われていますが、緩和は可能です。
- 朝晩2回の洗顔料による洗顔で、皮脂をしっかり落とす
- 日中は、あぶら取り紙でコマメに皮脂を取り除く
- ビタミンC誘導体がメインの化粧水を使用する(イオン導入を併用するとさらに効果的)
脂漏性皮膚炎を引き起こすと肌が敏感になるため、水っぽいアイテム(化粧水やローション)は染みることがあります。
その場合は無理に付けずに、美容液タイプのものを使いましょう。
- 急に顔を冷やしたり温めたりしない
人体温(36℃~37℃)と格差がある温度変化を肌に与えると、赤みが目立ちます。
- 食事は野菜を中心とした和食にする(脂物は極力控える)
- 1日7時間以上の十分な睡眠を心掛ける
- 赤みや痒みがひどい場合は、皮膚科を受診する
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スキンケアカウンセラー 松原 好克
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