「重陽の節句(菊の節供)」に菊カードを贈ろう♪封筒代わりにもなる和ラッピングのやり方 (2/2)

執筆者: 須田 直美 職業:包み結び作家・研究家
4. 千代紙をはさみ込む

 

5. 上下を折る

上、下の順で裏に折ります。

 

 

6. 裏の処理は上の紙を下の紙の間にはさみ込む

下からうける形で仕上げます。

 

 

7. 水引で結ぶ

水引で、普通の蝶結びをしたら、完成です。

 

 

千代紙の色を変えてみるのも楽しい♡

黄色の千代紙でも作ってみました。

 

 

ポストカードと千代紙の色を合わせて、センスアップ♪

こちらの千代紙は赤、黄、紫、青の4色があります。

それぞれの色の千代紙を使う時には、透けて見えるポストカードの模様の色を、千代紙と合わせると綺麗です。

 

不織布を白い和紙に代えても

透けた不織布を使わず、白い和紙でもできます。 

 

おわりに

現在では、他の節供に比べてめっきり影が薄くなった「重陽の節供」ですが、五節供を締めくくる行事として、昔は最も賑わいを見せたそうです。

 

こんなご時勢だからこそ、菊尽くしの贈り物の意味などをさりげなくお伝えすると、女子力アップに繋がりますね。 

 
 コラムニスト情報
須田 直美
職業:包み結び作家・研究家

「包み結び 櫻撫子」主催。海外在住時代に日本の「包む文化」の素晴らしさに魅せられ、帰国後に包み結び作家・研究家となる。包み結びを切り口に、日本の素晴らしい伝統文化を現代の生活に活かしつつ、未来に伝えていきたいと思い活動中。
オフィシャルブログ 「包み結び 櫻撫子」
http://ameblo.jp/tsutsumi-musubi/