ダイニングキッチンをぐっとお洒落に!照明・インテリアライトの選び方 (1/2)

執筆者: 林 通子 職業:インテリアコーディネーター
美味しく!お洒落に!ダイニングを上質な空間にする照明の選び方

こんにちは、インテリアコーディネーターの林通子です。


家族や友人たちと集うダイニング。

そこは、元気なパワーが溢れる朝であったり、ほっと一息をつく夕食の1シーンであったり、住む人、集う人、それぞれの様々なストーリーが生まれる大切な空間です。

 

「明るささえあればいい」から「質を求める」時代に

日本の従来の家屋では、客間に重きが置かれていたこともあり、「家族の食卓は明るさがあれば十分」というような認識でしたが、現在では「食することを楽しむことができるような食卓の空間」が求められています。


今回は、そんなダイニングスペースを愉しむための照明についてお話ししましょう。

 

 

料理が美味しく見える照明とは
「電球色」の照明を選ぼう!

グラスやカトラリーがきらきら輝き、美味しそうなお料理が並ぶレストランやカフェの照明。

そんな照明をと考えるなら、色味にこだわって「電球色」の照明を選びましょう。

 

 

照明の光の色味は、大きく分けて2種類

一つは、蛍光灯に見られる青白いような白い光で、単一的な色味の「昼白色」、もう一つは、温かみのある白熱灯のような黄味を帯びた「電球色」です。

 

昼白色の特徴

昼白色は、物をはっきり見分けるような空間(子供部屋やクローゼット、キッチンの作業手元灯など)にピッタリですが、ダイニングでは料理が冷めたように見えたり、新鮮さがないように見えたりします。

 

 

電球色の特徴

一方、電球色は、陰影がはっきりし、物がくっきりと立体的に、また実際の色に近く見えるので、お料理が断然引きたち、美味しく見えるのです。

 

 

元の照明が、蛍光灯やLEDタイプのものでも大丈夫!

元の照明が蛍光灯であっても、電球色のものに変えれば大丈夫です。

LEDタイプのものでも、白熱灯のような色味のものが販売されています。


このように照明を電球色のものにするだけで、簡単に美味しい食卓が実現します。

 

もっとこだわって、おしゃれなスタイルを目指すなら

ダイニングスペースの照明について、器具から選べるのであれば、お好きなスタイルで、個性溢れるお洒落なダイニングにしてみましょう。

 

お洒落なダイニングを演出する「ペンダントタイプ」がおすすめ!

明るさ確保のためなら、天井付けのシーリングライトで十分でしょう。

 

ですが、お気に入りインテリアのイメージを実現したい、もっとこだわったスペースにしたいとお思いなら、ペンダントタイプがお勧めです。

 

 
 コラムニスト情報
林 通子
性別:女性  |   職業:インテリアコーディネーター

京都・滋賀を中心に稼働中のインテリアコーディネーターです。日々の暮らしを愉しみ、心地よく過ごす・・・そんな空間創りをお手伝いさせていただきます。
ホームページ:interior design LaBlanche (https://www.lablanche0721.com/)

 

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