海外旅行の荷物を少なく減らす!スーツケースの荷造り・パッキング術

執筆者: Lady Masala
コレはいらない、アレはいる!

楽しみにしている海外旅行。

荷物を最小限に、身軽な旅を楽しみたいものですが、いざスーツケースを

広げると、あれもこれも必要に思えて、ついつい詰め込みすぎてしまいます。


今回は、荷物を減らすためのアイデアと、パッキングに役立つアイテムなど、上手に荷造りをするための方法をご紹介いたします。

 

 

荷物の量を減らし、すっきりとまとめるコツ
捨てられなかった古着を活用、現地で処分

スーツケースの中身を覗いてみると、着替えやタオルなどの衣料品が大部分を占めているのではないでしょうか。帰りにこの荷物を減らすことができれば、そのスペースを有効に活用することができます。


使い捨ての下着を用意することもできますが、お金をかけて購入しなくても、古くなった下着やTシャツなどを持ってゆき、旅先で処分するという方法もあります。

 

愛着があってなかなか捨てられないという古着も、旅行中であれば思い切って処分することができて、一石二鳥です。

 

ホテルで手洗いすることを前提に

また、ホテルのバスルームで、下着やTシャツなどを手洗いすることもできます。

 

レーヨンなどの化繊は、しわになりにくく、すぐに乾きます。

洗濯することを前提に、持って行く衣服の枚数を減らすことを考えてみるのもよいでしょう。

ソックスをスリッパ代わりに

ヨーロッパ路線などの長距離フライトを利用する際には、機内で快適に過ごすために、ルームシューズや使い捨てのスリッパなどを手荷物に入れておくとよいでしょう。

 

厚手のソックスでも代用できるので、捨ててもよいソックスを数枚重ねて使うという手もあります。

この方法だと、使い終わったソックスを処分できるので、帰りの荷物を減らすことにもなります。


また、海外のホテルにはスリッパがついていないことが多いので、気になる方は、部屋でもスリッパ代わりにソックスを身につけるとよいでしょう。

 

 

消耗品は容器ごと使い捨てに

用途がそれぞれに異なる化粧水、乳液、クリームなどは、意外とかさばるものです。

 

小さな容器に入れて使いきることのできる量を持って行きましょう。

容器を捨てることで、帰りの荷物を減らすことができます。

 

試供品やホテルのアメニティーなどが入っていた小瓶を、普段から集めておくとよいでしょう。

用意できない場合は、スーパーや100円ショップなどに売っている、お弁当用の「醤油入れ」を活用することもできます。

 

かさばるケースは使わない

化粧品、筆記用具など、用途ごとに荷物を分けておくと便利ですが、化粧ポーチ、ペンケースなどの専用のケースに入れるとかさばり、荷物を増やすことになります。

 

ジップロックなどの密封できるビニール袋に入れておくと、中身も一目瞭然で、スーツケースや鞄の中にすっきりと収納できます。


また、下着など人に見られたくない物はタオルやTシャツの間にいれると、専用の袋を用意しなくてすみます。

日本から持参すると重宝する便利な小道具
梱包材

お土産に購入したオリーブオイルやジャムなどの割れ物は、できれば手荷物にしたいところですが、航空機内での爆弾テロ防止のため、大部分の国際線では100mlを超える液体を、手荷物として機内に持ち込むことができません。


ビンやガラスなどの割れ物は、プチプチなどの梱包材で包んでから、カートンボックスなど、厚みのある箱に入れるとよいでしょう。

この状態でスーツケースに納めると、壊れる心配がより少なくなります。

 


プチプチやカートンボックスは、日本から持参しましょう。

マグカップやワインなどが入っていたボックスは、サイズ的にもぴったりです。

 

よさそうなものを見つけたら、普段から集めておくとよいでしょう。

梱包材は旅行の最終日までとっておき、必要がない場合には現地で処分すればよいのです。

保冷剤

日本では一般的な保冷剤ですが、海外では手に入りにくい物の一つです。

もしもの時のために日本から持参し、ホテルの冷凍庫で冷やしておきましょう。

 

お土産にチーズやソーセージなどの冷蔵が必要な製品を購入した際に、また、捻挫・発熱・頭痛などで体調を崩してしまった時にも役に立ちます。


海外のホテルでは日本とは違って、エアコンが完備されていない場合があります。

寝苦しい夏の夜には、枕元においておくのも良いでしょう。

 

リンス、歯ブラシ、歯磨き粉

海外のホテルには、固形または液体の石けん、シャンプー(ボディーソープと兼用の場合もあります)、シャワーキャップはアメニティーとして用意されていますが、リンス、歯ブラシ、歯磨き粉は置いていない場合が多々あります。

日本から持っていくことをお勧めします。

おわりに

海外旅行に出掛ける際には、日本から持参した物は旅行先で使い切り、処分することを考えて、旅の荷物を減らす工夫をしてみましょう。


また、普段から「これは次の旅行で使えそう」というようにアンテナを張っておくと、旅行の準備をする際に慌てなくてすみます。

 

上手に荷造りをして、少ない荷物で快適な旅を実現させてくださいね。

 
 コラムニスト情報
Lady Masala

旅行とマーケット・蚤の市めぐりが大好きな庶民派ロンドナー。
コレクションのヴィンテージ食器を眺めている時に幸せを感じます。

ロンドン発 -庶民的生活-
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Travel.jp「たびねす」にてガイド記事執筆中
http://guide.travel.co.jp/navigtr/707/