行きたくない飲み会、ランチ…。相手を怒らせない「お誘いのうまい断り方」3選

執筆者: 辻 真由
相手を傷つけない上手な誘いの断り方

気の合う友人や会社の同僚など、仲が良い人からの飲み会や遊びの誘いは嬉しいものです。

 

しかし、あまり好きではない人からの誘いだったり、ただ単に気分が乗らないなんて日も、人によってはあるでしょう。

 

ただ単に「行かない」と言われてしまうと、誘った側はなんだか寂しいものです。

それだけではなく、次から誘いにくくなってしまうこともありますし、人によっては怒りを感じてしまう人も。

 

そんなときに、相手に嫌な気分にさせない上手な断り方を紹介したいと思います。

 

 

行きたいのは山々アピール!
「ごめんね」じゃなくて「かなしい」

相手へのダメージを軽減するには、行きたい気持ちをきちんと相手に伝えることが重要になってきます。

 

少しオーバーでも良いので、行けなくて悲しいという感情を表現しましょう。

相手から慰められるくらいに悲しむことができたらパーフェクトです。

 

 

謝り過ぎない!

そして、このときにしつこく謝らないのがコツです。

 

何度も「行けなくてごめんね」などと言われすぎてしまうと、誘った側は虚しくなったり悲しくなったりしてしまいます。

ですから、悲しいのは自分、という立ち位置を作っておきましょう。

 

これで相手の面子を保つことができます。

口実は時と場合によって使い分けるべし。

その日だけ断りたいのであれば、風邪や先約があることを口実にしてもかまわないでしょう。

しかし、この次もお断りしたいなと思うのであれば、次も自然と断れそうな理由を考えましょう。

 

 

期間無期限の「自然な」断り理由

例えば、ダイエット中や健康問題で食事制限中のために、外食などは控えているなどという理由が良いですね。

これであれば期間が明確ではないので、次にもつながるかと思います。

 

このように、しばらくは無理だという口実をガツンと出しておけば、おそらく相手もしばらくは誘ってきません。

 

「あれはムリだけど、これなら」作戦

誘いを断って相手とギクシャクする理由は、相手が「断られた、自分は嫌われているのかもしれない」と思うから。

 

これを避けるには、「断ったけれどあなたのことは嫌いではありませんよ」と、さり気なくアピールすることです。

 

例えば飲み会は断るけれどランチは行く、途中参加ならOK、3回に1回は出席するなど。

一緒にいる時間や期間を短くしつつ、小さな誘いは受けるのがポイントです。

 

おわりに

人間関係を円滑にして生きていくためには、このように多少の嘘が必要なときもあるかと思います。

多少の嘘をつくことによって、その人とのこれからの関係を良く保つことができるのであれば、こういった気遣いはとても重要なことです。

 

しかし、やりすぎてしまうとただの嘘つきになってしまうので、気をつけましょう。

 

正直に生きていくことができれば、このようなことはする必要がありませんが、社会に出ているとそうもいきませんよね。

人の心理は非常に複雑なものです。

相手の気持ちや面子を潰さないように、上手な誘いの断り方をして、気持ちよく生きていけたら良いですね。