こんにちは、スキンケアカウンセラーの松原好克と申します。
今回は、「男性肌の悩みに最適なスキンケアと、メンズコスメ(男性化粧品)の選び方」についてお伝えします。
ビタミンC誘導体(パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na、3-O-エチルアスコルビン酸、リン酸アスコルビルMg、アスコルビルリン酸Naなど)という美容成分は、若干ですが、皮脂の分泌と酸化を散りばめる作用があります。
さらに、良質なエイジングケアが期待できるため、一石二鳥です。
ビタミンC誘導体は、化粧水に配合されているものがベストです。
皮脂が多いとベタつくため、どうしても保湿ケアを省きたくなります。
ですが、保湿化粧品を取り入れることで肌の水分量が増え、皮脂とのバランス格差が縮まります。
その結果、皮脂浮きが緩和できます。
また、柔軟性が増して肌のキメを整えるため、テカリやギラツキ防止にもなります。
当然、油分の多いアイテムは避けるべきですが、オイルフリー/オイルカットのサラッとした保湿美容液が最適でしょう。
セラミド・ヒアルロン酸・コラーゲンなどの保湿成分がメインとなっている美容液がお勧めです。
なお、あれこれ複数の化粧品を使うことに抵抗がある男性は、上記のビタミンC誘導体成分と保湿成分が一緒に配合されたオールインワン化粧品を使ってみてはいかがでしょうか。
ポイントとしては、化粧水タイプではなく、美容液タイプを選ぶことです。
個人的な見解になりますが、男性向け化粧品よりも、女性向け化粧品のほうが高価な美容機能を持っているものが多いため、男性用・女性用にこだわる必要はないでしょう。
自宅で行うピーリングは、スキンケアに関心がある女性に人気の美容法ですが、男性は知らない方が多いと思います。
キメ・くすみ・毛穴の詰まり・毛穴の黒ずみに働きかけるだけでなく、目元・口元のハリや肌の新陳代謝(ターンオーバー)にアプローチするため、「モテ肌男子」の心強い見方になってくれます。
髭を剃った後の部位は、とても敏感になっています。
化粧水のような水っぽいアイテムは、人によっては染みることがあります。
そういった人は、化粧水は使わず、髭を剃った部分のみに保湿クリームを塗布することで、肌荒れを最小限に食い止めることができます。
余談になりますが、髭剃りアイテムとしては、どちらかと言えば、カミソリよりも電気シェーバーのほうが、肌への刺激負担が少ないでしょう。
現状、スキンケアに興味があっても、実際にメンズコスメを使い始めている男性は、まだ多くはありません。
ですが、せっかく高級なスーツを身に着けていても、肌が荒れていると、どうしてもオジサンに感じられてしまいます。
毎日コツコツ続ければ、きっと5年後、10年後、周りとの差を実感できることでしょう。
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