海外旅行先で心がけたいレディーファースト!女性のエスコートの仕方
アメリカを始め、西洋社会ではレディーファーストが重視されます。
西洋文化の象徴的なものですが、海外の滞在先で、「日本ではそういった文化がないから」と、これを気にしないと、特に男性は周囲からの評価に影響するケースが多々あります。
今回は、海外旅行の滞在先で心がけたいレディーファーストについて、女性のエスコートの仕方とともにご紹介したいと思います。
レディーファーストとは簡単にいうと、女性をエスコートすることです。
男性は女性が快適に過ごせるように考え、行動すればOKです。
ここで幾つかの代表的なケースとエスコートの仕方についてを紹介致します。
車に乗る時は男性がドアを開けて女性が先に入ります。
降りる時は男性が先で、降りる女性を手伝います。ドアを開けて、手を貸します。
レストランやショップなどの建物や店に入る際も、女性が先に入ります。
エレベーターでも男性はドアを押さえて、女性が先に乗ります。
しかし、何でも女性が先というわけではありません。
初めてのレストランなど、中の様子がわからないような場合は、まず男性がドアを開けて中を確認しますし、エスカレーターでは男性が常に女性よりも下のポジションであるように、登りでは女性が前、下りでは男性が前となります。
レストランでは自分で勝手に席に付く時は男性が先に歩き、案内係がいる時は、案内係がエスコート役となるため、女性が先が基本です。椅子に座る時も女性が先。男性は女性の椅子を引いてあげて、座らせてあげる事もあります。
よくワイキキなどのレストランで日本人だけ固めて隅に追いやられたなどという話を聞きますが、レストランのケースでは、基本的なマナーが出来ていない人をアメリカ人の近くに着席させると、後でアメリカ人からクレームが来たりするのだそうです。
レディーファーストでは、女性が先なのか後なのかという考えだけでなく、女性の安全を考えます。
歩道を並んで歩く際は、車道側に男性、女性を事故やひったくりから守ります。
これは日本でも一緒ですが、重い荷物を持ってあげるのも、男性の仕事です。
また、冬場に外に出る時に、コートを着せてあげるのも、レディファーストの一つのマナーです。
部屋に女性が入ってきた時に、男性が席を立つという習慣もありましたが、今はほとんど廃れている習慣です。
特に身分の高い人の場合には従う習慣として残っています。
また、車のドアや椅子を引くなどは、女性がロングドレスなど、着飾っている場合だけでよいと言う男性もいます。
アクティブな格好の女性と、一緒にドライブするような場合には、あまり気にしないケースが多いようです。
ドアを次の人の為に押さえて置くという行為は、アメリカでは常識的なマナーです。これはレディーファーストとは関係ないもので、女性が男性に対して行うことも当然あります。(男性と女性が一緒にいたら、ドアを開けるのは男性で、女性が先に中に入ります。)
ドアを開けた人は、後ろに人がいないか必ず確認して、すぐ後ろでなくても、ドアに近づいている人がいたらドアを開けたまま保持し、次の人がドアを手にかけるまで待ちます。
保持してもらったら「Thank you」は忘れずに。
最近ではレディファーストの文化に女性差別が隠されているとする人もいて、男女平等という概念から、男性も女性もあまり気にしない欧米人もいます。
しかし、せっかくの旅行中には、同行の女性を労わる気持ちや、気持ち良くさせてあげるテクニックとして、日本にいる時以上に女性のエスコートを意識してみてはどうでしょうか?
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