あなたは、化粧水をどのようにつけますか?
- コットンを使う。
- 直接手に取り、手を使って馴染ませる。
- それとも、スプレーでミスト状にして吹きかける。
化粧水の効果を最大限に引き出すには、一体どの方法が最も効果的なのでしょうか。
特に敏感肌を自覚している方にとっては、刺激は極力避けて、優しく効率的にケアしていきたいという思いが強いかと思います。
今回は、特に敏感肌で悩む人に向けて、化粧水のつけ方のコツをご紹介したいと思います。
コットンを使う最大の利点は、化粧水を無駄なくムラなく塗布することが出来る点にあります。
化粧水をしっかりとムラなく付けたいならば、コットンを使って化粧水をつけることをお勧めします。
しかしコットンを使う方法には、つい力を入れ過ぎてしまったり擦ってしまったり、肌に刺激を与えてしまうリスクも高いということを覚えておいてください。
化粧水を直接手に取り、手を使って馴染ませる方法の良い点は、肌の状態を確かめながらケアが出来る点にあります。
手を使って肌に直接触れるので、余計な刺激を与えず、優しくケアすることが出来ます。
しかし、コットンを使う方法に比べ、化粧水の付き具合にムラが出てしまいやすい傾向があるのは確かです。
また、手で直接肌に触れるため、スキンケアの際は、手の清潔さに非常に気を配らなければなりません。
極力刺激を与えずに、しかも簡単に顔全体に付けられるのが、このスプレーを使用する方法でしょう。
しかし、スプレーをして化粧水を吹きかけ、そのままにしては、逆に乾燥を招いてしまう危険性があります。
余分な水分が蒸発する際に、必要な水分まで一緒に気化してしまうからです。
お風呂上りに、すぐに水分を拭き取らないと、逆にお肌が乾燥してしまうのと同様です。
それを防ぐためには、スプレーをした後に手を使ってしっかりと馴染ませ、浸透させるというひと手間が必要になってきます。
また、スプレータイプの化粧水は保湿力が高いものは少ない傾向にあるため、特に乾燥に傾きがちなタイプの敏感肌の方には、保湿力が物足りないという可能性も高いでしょう。
以上、3つの方法の良い点と悪い点をまとめてみました。
では結局、どの方法が最も良いのでしょうか?
その答えは、ズバリ「自分の肌と相談して決める」なのです。
例えば、肌が特に敏感になっている時期は、手を使って馴染ませる方法をお勧めします。
化粧水がムラ付きしてしまう可能性は高いものの、どこが特に敏感になっているのか、何が足りないのか、自分の肌に直接触れて、自分の肌の声にじっくりと耳を傾ける「肌と会話するスキンケア」が、手を使って馴染ませる方法なのです。
少し状態が落ち着いているようであれば、コットンを使い、無駄なくムラなく化粧水をしっかり浸透させ、その効果を最大限に発揮させましょう。
スプレーを使う方法は、主力アイテムを引き立てる名脇役として、臨機応変に取り入れていくのが賢い方法です。
化粧水や美容液が浸透しやすい肌に整える、いわゆる「プレ化粧水」や、メイク後の仕上げとして使用するのが無難といえます。
自分に合ったつけ方が分かれば、次は使う量です。
「化粧水はバシャバシャと惜しげもなく使うべきだ」と提言する美容家もいますが、基本はもちろん、各メーカーが推奨している使用量が目安となります。
ここで意識するポイントは「化粧水が効果を発揮できる充分な量を、ムラなく塗布するためにはどうすれば良いか」という点です。
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