夫(旦那)と喧嘩が多い原因は?夫婦喧嘩を予防するたった2つの会話ルール
こんにちは、心理カウンセラー・セラピストの桑原幸子です。
お互いに愛し合い、一生一緒にいたいと結婚した二人。
いつのまにか好き同士のはずが、お互いの不満が爆発して、夫婦喧嘩が頻繁に起きてしまうのは何故でしょうか?
中でも夫婦喧嘩の大きな要因になりがちなのが、家事の分担です。
共働きが多い現代の中で、お互いの協力は不可欠ですよね。
今回は、そんな家事を巡る夫婦喧嘩で困っている方へ送る、ちょっとした2つの会話のルールをお教えします。
家事の分担を話し合う上で大切なのは、お互いを気遣う気持ち。
しかしながら、外で働いて体力や気力も使い切って、パートナーを思いやれないとき、こんな会話が繰り広げられがちです。
夫:今、やろうと思っていたんだよ!いちいちイライラするなよ!
この会話では、「お互いに自分は悪くない。悪いのは相手」と責めているため、このあとで次のような流れになりがちです。
夫:は?そっちだって○○じゃん?
このように、あら探しに発展してしまい、本来の「家事の分担」から話が大幅にずれてしまうこともあるでしょう。
では、こうした会話から、お互いを尊重するにはどうしたら良いのでしょうか?
ポイントは2つあります。
- 主語を「私」や「僕」などと1人称にして話をする。
- 自分がどうしたいか、相手にどうしてほしいかを明確にする。
この2点を意識するだけで、会話はこう変わります。
妻:私は朝から掃除機かけて、お布団干して、お風呂掃除もして、もうクタクタなの…。
まだ残っている洗濯は私がするから、アイロンがけ手伝ってもらえないかな?
夫:俺は今、洗車の途中だから、洗車終わったらアイロンがけするよ。
それまで待っててもらえる?
このように、お互いに主語を1人称にしたことで、一旦冷静になり、お互いにどうしたいのか、本来のゴールに向かうことができるようになります。
もし、ここでどちらかが相手を責める発言が起きたとしても、もう一方は一人称で話すことに徹底することが大切です。
「私はこうしたいけど、あなたはどうしたい?」と相手も一人称で答えやすいように投げかけてみると効果的です。
それほど難しくないのに、効果は絶大です。
夫婦生活が大きく変化する第一歩です。
ぜひ、使ってみてくださいね。
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こんにちは。
初めまして、心理カウンセラー・セラピストの桑原です。
大学卒業後、医療機関で8年働き、スタッフの心のケアが必要性からカウンセリングを学びたいと考えているときに双子の妊娠発覚。
しかし、子宮外妊娠&流産。
自分のからだにふたつの命が宿ったのに、お腹の中で育てることができなかった悲しみ。
彼を父にしてあげられなかった悔しさ。
どんなにもがいても、取り戻せないいのちに対する罪悪感。
自責の念にとらわれ、誰にも理解されない苦しみと闘い続け、疲弊した中で、自分を丸ごと受け止め、自分と同じ想いをしているひとを救いたいとの想いから、カウンセラー資格を取得。
自らがカウンセリングを学ぶ中で、肩の力を抜いて楽に生きる喜びを知る。
自分が心を楽にできたことを多くの方に発信していきます。
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