背中が痛い!背中のコリや痛みを改善するストレッチ&エクササイズ11選 (2/2)

執筆者: 美宅玲子 職業:美姿勢インストラクター

 

背もたれ付きの椅子で、背中周りのインナーマッスルほぐし♪

また、背もたれがあれば、腰背を押し付けて、お腹を凹ませる力で背もたれをさらに押すと、背骨周りのインナーマッスルがほぐれます。

 

首・肩・背中周りの余分な力を抜く方法

次に、首・肩・背中周りの余分な力を抜いて、作業や勉強をする習慣をつけるための練習方法をご紹介します。

 

1. 座って両肩をギューッと上に持ち上げます。
2. ストンと力を抜いて肩を下ろし、両腕をだらりとぶら下げます。

 

3. 肩の力を抜いたまま、腕をリラックスして、机の上にそっと置きます。

 

 

4. そのまま、腹に力を入れて背中を広く姿勢を保ちながら、パソコン作業など普段の作業を続けます。

背中の痛みを予防するために(立ち仕事編)

子供をおんぶして立ちっぱなし、厨房で中腰での水仕事、ヒールの靴を履いて長時間接客。

このような場合、骨盤の上の背骨・腰椎が圧迫されたり、背中の筋肉がずっと緊張状態で疲れたりしがちです。

 

立ったままできる、腰背のストレッチ

疲れで痛くなる前に、膝と股関節をほんの少し曲げて、しっぽを巻きこむようにしてみましょう。

普段反り腰気味の方は、普段から若干その体勢に近づけるイメージを持ちます。

 

 

おわりに

背中の痛みは、突然にはやってきません。

 

姿勢の崩れが積み重なって、じわじわ進行していくものです。
進行する前に、リセットする方法として参考にしていただければ幸いです。

 
 コラムニスト情報
美宅玲子
性別:女性  |   職業:美姿勢インストラクター

ヨガ・ピラティス・美姿勢インストラクター。
東京学芸大学教育学部卒。中学から大学まで陸上競技(100mH、走幅跳)に打ち込み、全日本インターカレッジ出場。姿勢や効率の良い体の動かし方に興味がある一方、メンタルの繊細さもあり摂食障害になってしまう。大学卒業後に小学校教員となるが、「いい先生であろう」という無理を重ね、うつ状態のため2年半後病休を取る。
2004年に趣味で通っていたスポーツクラブに転職し、ヨガ・ピラティスと興味ある分野を活かせる仕事のおかげで心の病と腰痛を克服する。ストレスの多い日常でも心身の調子を整えられる素晴らしさを伝えるため、2008年に独立しフリーインストラクターとなる。
現在、首都圏のスポーツクラブ、自治体、公共施設でのサークルや個人のレッスンを受け持つ一方、外ヨガイベント、健康コラボイベントの企画実施、雑誌監修、コラム連載、DVD発売も行う。日々更新するHP、ブログ、YouTubeのエクササイズ動画も好評である。
HP「インストラクター美宅玲子 Re pure BODY」 http://mitakureiko.com

 

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