子どもの成績がグンと上がる方法!親子で行う家庭学習のポイント
こんにちは、数教研の米田淑恵です。
子どもの成績がなかなか上がらないと悩んでいるお父さんやお母さんは、決して少なくないでしょう。
一緒に宿題をやったり教えたりしていても、その時は「わかった」と言って理解しているように見えても、テストをすると散々な結果になる。
こんな経験はないでしょうか?
「ひょっとしたら、説明の仕方が悪かったのかな?」、「どうやれば、子どもは本当に分かるのだろう?」、「それともウチの子には無理なのかしら?」など、思わずネガティブな発想になっていきがちです。
ですが、ほとんどの場合、誰も悪くはないのです。
ただ、お子さんの記憶に残っていないだけなのです。
では、どうすれば子どもがしっかりと理解したうえで、覚えていくことができるのでしょうか?
そんなときは、ぜひ「ママに教えて」方式をおためしください。
「何それ?」と思われたかもしれませんが、方法は実に簡単です。
宿題や学校の授業など、どれでも構いません。
まず、お母さんが、子どもから教えてもらうことにするのです。
例えば、学校で算数の学習をしたとします。
授業で聞いてきた内容を、帰宅後に、子どもが先生となり、お母さんに教えてあげるのです。
帰宅後に、おやつを食べたり、少し休憩をしたのちに、子どもがその日に習った内容を、お母さんに「教えて」あげます。
お母さんは、生徒に徹して、子どもの授業を聞きましょう。
ホワイトボードなどを使うと、子どもも説明しやすくなります。
学校の黒板の代わりですね。
また、お母さんもノートやエンピツ、消しゴムなど授業を聞くのに必要な物は揃えておきます。
子どもがホワイトボードに書いた内容をノートに写しておくと、後で子どもの理解度を測るのに役立ちます。
お母さんが授業を聞くときに真剣な態度を示せば、お子さんも、学校で同じように先生の話を聞くようになるでしょう。
子どもの授業が始まったら「そこは違うでしょ」「説明がなっていない」などの言葉は慎み、説明がわかりにくかったら、「もう一度説明をしてください」「それはどういう意味ですか?」といった声掛けを行います。
すると、子どもは、相手にわかるように一生懸命説明してくれるでしょう。
一回の授業は、さほど長くなくて良いのです。
15分から30分くらいで、まずは1教科から始めると、負担も少なく取り組みやすいです。
この方法は、物事を覚えるやり方を利用しています。
記憶は、インプットとアウトプットの両方を行うことで定着していきます。
授業で先生から教えてもらうことは「インプット」です。
まず「なるほどな」と理解しているわけです。
ただ、インプットだけでは、長く記憶には残りません。
次から次へとインプットがあるので、忘れてしまっていくのです。
そこで、お母さんに教えてあげるという「アウトプット」を行います。
つまり、先生になって教えることで、自分自身も同じ勉強を再度することになります。
習ってきたことを、今度は自分が噛み砕いて相手に説明することで、再度記憶されるため、きちんと定着するのです。
また、相手にわかるように説明をしようとすれば、次第に言葉数も増え、文もわかりやすいものになるものです。
声に出して説明をすることで、自然に国語の力もついてくるのです。
この学習法を行う前には、事前にお子さんと話し合って、いつからはじめるのか、どの教科を教えてもらうのか、一日どのくらいやるのかなどを決めておくと良いでしょう。
子どもが先生になって教えることに納得していれば、それだけ早くスタートできます。
少しずつで良いので、毎日続けることが大切です。
きっとお子さんの成長が楽しみになるでしょう。
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こんにちは。
数教研千里中央教室の米田です。
豊中市・千里中央の新千里西町会館にて、週2回皆さんと楽しく学習しております。
子ども達の「わかった!」という言葉を聞くのが何よりうれしいです。
ブログも毎日更新中です。一度のぞいてみてください。「数教研千里中央教室へようこそ」で検索。
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