タイでは古くから、生活の中にハーブが溶け込んでいます。

世界三大スープと呼ばれる「トムヤムクン」は、ハーブスープの代表選手ですね。

生姜、こぶみかんの葉、レモングラス、唐辛子と、身体に良いものが詰まっています。

ハーブの恵みを上手に取り入れることを知っているタイの人は、普段からハーブドリンクをよく飲んで、体調管理に役立てています。

今回は、タイの町中でよく売られている「ハーブドリンク」をご紹介します。

タイでは、ご飯を食べるときに、お茶ではなく、甘い飲み物を一緒に飲むのが一般的。

やはり気候がハードなせいなのか、冷たくて甘い飲み物が主流です。
地元のご飯やさんでは、コーラなどの炭酸飲料の他、冷たいハーブジュースや、透明なボトルに入ったハーバルドリンクを置いているところを見かけます。

よくお目にかかるハーバルドリンクには、次のような種類のものがあります。

ハーブといえば、体への効能も気になりますね。

色とりどりのハーブティーは、視覚的効果も高く、見ているだけでも気分が上がります。

こちらのドリンクは、お砂糖が多めに入っているので、透明なグラスに、氷をたっぷり入れて飲むと美味しくいただけます。
また、見た目も、うっとりするほど綺麗です。

赤い色をしています。
甘酸っぱい味で飲みやすく、日本人にもファンになる人が大勢います。

ビタミンCがたくさん入っているので、日焼け後に飲むのもお勧めです。
美肌、疲労回復、利尿作用もあります。

黄色い色をしています。
眼精疲労や、滋養強壮、体のほてりを冷ます効果があります。

見た目にとても涼しい、青いお茶です。
珍しいので、お土産にもお勧めです。

アンチエイジングや、眼精疲労に効果があり、美肌効果も見込めます。

黒い薬草ゼリーが入ったドリンクです。
デザートとして、カキ氷をかけて提供しているお店もあります。

解毒作用や、体の熱を取る作用があります。

ローカルな食堂や、ドリンク屋台などで売っています。
最近はスーパーやコンビニなどでも見かけるようになりました。

ボトルに入っているものもありますし、缶入りのものもあります。
ティーパックで売られているものもありますので、お土産にするのも良いですね。

健康志向の強いカフェには、様々な種類のハーブティーを置いてあるところもあります。

暑さバテした体を、ハーブで元気にしようというのが、生活の中に息づいているのですね。

タイには、ハーブドリンクの他にも、美味しいフルーツジュースもたくさんあります。

ココナッツジュース、ざくろジュース、グアバジュース、ラムヤイジュースなど、南国らしいフルーツジュースも飲んでみてくださいね。