手紙の書き方と基本マナー。便箋選びから書き出し~結び挨拶など (2/2)

執筆者: 矢野 誉美 職業:マナー・プロトコール講師・ホテリエ

 

お礼状は、手紙や品物が届いてから3日以内に!

手紙は、内容とともに出すタイミングも、とても重要です。

特に、お礼状は、手紙や品物が届いてから3日以内に出しましょう。

 

お礼が早いほど感謝の気持ちがきちんと伝わり、贈った相手にも品物が確実に届いたことが分かり、安心してもらえます。

なお、贈答に対する礼状は、早く出す事を重要視しているため、時候のあいさつを省略したり、本来であれば封書で出すべき目上の人にも、はがきで出すことが許されています。

 

おわりに

本屋に立ち寄れば、「手紙の書き方」についての書籍はたくさんあるようです。

ですが、本から得られる知識と実際に書いてみるのでは、全く感じ方が違うのではないでしょうか。


メールでは、打ち間違えもボタン一つで削除することが出来ますが、手紙は一文字一文字を丁寧に集中して書かなくてはなりません。

 

だからこそ、「心」がこもった「温かい」手紙が出来上がるのだと思います。
このような時代だからこそ、「手紙」で相手を思いやることに意義があるのではないでしょうか。

  • 参考文献:改訂版「さすが!」といわせる大人のマナー講座 日本マナー・プロトコール協会 (著)
 
 コラムニスト情報
矢野 誉美
性別:女性  |   職業:マナー・プロトコール講師・ホテリエ

外見だけでなく、内面も同時に磨けたら。
マナーとは敷居の高いものではなく、産まれてから今日に至るまで日々、家庭の中で育まれてきたものです。

『人』とのコミュニケーションの基礎になるマナーの本質をしっかりと身に着けて頂くために、親から子へ・・・引き継がれるべきマナーについて、優しく、そして自分自身のブラッシュアップの為のマナーセミナーを開講しています。

マナーを軸として『サロン(仕事)に活かす』『ライフスタイル(生活)に活かす』という2面からフォーカスした楽しく吸収できる知識をお伝えしています。
接客業20年のキャリアから、『リピーターを作る』に特化した接客メソッドを確立。現役でホテリエを続けながら、サロネーゼ向けのマナーレッスンを銀座にて開講。

顧客満足=スタッフ満足=わたし、満足 をゴールとして、サロン・クリニックに特化した接遇マナーレッスンも大好評

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