人生に疲れた時、心を回復させるには?しにたい、消えたいと思った時にやるべきこと (2/2)

執筆者: 藤田洋子 職業:心理カウンセラー

 

あるうつ病患者さんの例

以前、あるうつ病の患者さんが、外に出られずに家に引きこもっていた時期がありました。

その時、その人は、何かを始めようと考え、家の掃除を始めることにしました。


すると、無心に掃除に集中していくうちに、心の中のモヤモヤとした思考から解放され、結果、行動範囲を広げることが出来るようになったのです。

 

無理はしなくて良い!

無理に「何かを始めよう」と思わなくても良いのです。
出来る時に出来ることをやり、それが好きなことであれば、なお良いと思います。

おわりに

人生に疲れた時には、究極は「何も考えない」ということかも知れません。


正論を言えば、ポジティブ思考をすることだと言えますが、ポジティブ思考が出来るなら、希望や気力を失うことなどないわけです。
正論は正論としてあるだけで、そこに必ずしも自分を当てはめる必要はないのです。
今の自分の状態を観察し、無理をせず、流れにまかせ、自然治癒力に頼るのも一つの手ではないかと思います。

走り続けるだけが、人生ではないと思いませんか?

 
 コラムニスト情報
藤田洋子
性別:女性  |   現在地:北海道札幌市  |   職業:心理カウンセラー

主婦であり、パートの仕事を持ちながら、心理カウンセラーとして活動しています。
コーチング、うつ病アドバイザーの資格を持ち、カウンセリングに取り入れています。
アダルトチルドレンの回復、人間関係などの相談を中心に、主にメールカウンセリングをしています。
心の在り方についてブログ更新中です。

HP http://counselinghappyulyses.jimdo.com/
ブログ きららの心理 http://ameblo.jp/happyulysses

 

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