TPPで増える「輸入食品」、食の安全はどう対策すべき?輸入食材の安全確保を学ぶ (2/2)

執筆者: 我妻飛鳥 職業:農業・日本野菜ソムリエ協会認定 野菜ソムリエプロ

 

輸入食材と共に確かな情報を掴むことが大切

輸入品について不安要素を多く取り上げてしまいましたが、決して輸入品がだめだということではありません。

 

生産・加工及び流通の特定の一つ、または複数の段階を通じて、食品の移動を把握できることを定義とした「トレーサビリティ(追跡可能性)システム」もコーデックス委員会で2004年に合意されておりますし、食品加工プロセスの重要管理点を定め、危害分析を継続して行うシステム「HACCP(ハセップ)」なども多くの国で実施されています。

 

消費者一人一人がそういった情報に関心を持ち、食材と共に情報を入手することによって、自分たちの食の安全を確保することにつながります。

 

まとめ

自分の食や健康は誰も保証してくれません。


需要が多いところに市場が広がります。

多くの消費者が食と向き合い、より安全な食生活を求めることによって、安全な食環境が確保されていくのだと思います。


選択肢が多岐にわたる現代ですが、自分の食を守り、健康維持に努めましょう。

 
 コラムニスト情報
我妻飛鳥
職業:農業・日本野菜ソムリエ協会認定 野菜ソムリエプロ

株式会社EDEN
山形県置賜にてすいか栽培を中心とした農業をしています。
農業と食卓の未来をより豊かにしていきたい。
ぬくもり伝える、笑顔広がる。そんな農業に取り組んでいます

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