「香り」でイライラ、不安解消!ストレスケアに効果的なアロマ精油10選

執筆者: 山本小枝子 職業:ダイエット、美容ライター
人間関係の疲れに「香り」を使う!

仕事や学校、ご近所付き合いでついて回るのが「人間関係」。

楽しいけれどたまに疲れる、毎回気を使い過ぎてしまうなどで、非常にストレスの原因になりがちです。

 

この人間関係のストレスを、アロマの香りで解消してみませんか?

意外なほどリラックス効果があるのです。

 

 

アロマ精油でリラックスできるのはなぜ?

植物や花、ハーブの薬理作用により心身の病気を治療する「植物療法」は、アメリカやイギリス、ドイツを始めとした海外諸国では一般的なストレスケア方法です。

 

感情と嗅覚は近い部分で繋がっており、アロマの香りを嗅ぐことで自律神経を整えたり、高ぶった神経を落ち着かせてくれる作用が期待できます。

 

ストレスに効果的な香り
イランイラン

百合のように温かみのある香り。

イランイランに含まれる「オキシトシン」が、ストレスホルモンであるコルチゾールを抑制し、セロトニン生成を手助けすると言われています。

 

リナロールやゲラニオールもうつ症状を抑制し、緊張を落ち着かせる効能があります。


また、喜びや官能的な高揚感、安心感、受容性を与える効果もあります。
恋人や旦那様との関係がギクシャクしている時に使うと、効果的かもしれません。

 

オレンジスイート

甘くフレッシュな香り。

柑橘系の香りは、気分の落ち込みに効果的です。

日曜日の夜などに嗅いで気分を前向きにするなら、ティッシュに数滴落として楽しむのがよいでしょう。


また、神経性の胃痛や下痢などを緩和してくれる作用も。

ラベンダー

万人受けするラベンダーは、深いリラックスを呼び、安眠したいときにお勧めです。

ラベンダーのポプリなどを置くのもよいでしょう。

 

ゼラニウム 

薔薇より少し甘めのフローラルな香り。

情緒不安や更年期障害によるイライラ、精神不安に効果的です。

 

カモミール・ローマン

フレッシュな青リンゴのような香り。

中枢神経を鎮静する作用があるので、ショックなことがあったときに嗅ぐと良いでしょう。

 

また、頭痛や神経痛、歯痛などの痛みにも効果があります。

 

メリッサ

別名レモンバームの名の通り、さっぱりとしたレモン系の香り。

抗うつ作用があり、落ち込んでいる心を前向きにしてくれます。

 

ストレス性の消化不良、吐き気などにも効果的。

 

ダマスクローズ

高級なローズの香りで、化粧品などにもよく使用されます。

クレオパトラも愛用していただけのことはあり、美肌効果がとにかく高い精油ですが、心が傷ついている時の鎮静作用もあります。

 

失恋時の傷はダマスクローズで癒すのがお勧めです。

 

グレープフルーツ

ダイエット効果もあると有名になりましたが、オレンジスイート同様、明るく前向きになりたい時におすすめの精油です。

 

柑橘系の皮に含まれる「リモネン」は、心身の緊張を解きほぐす効果があります。

 

ジャスミン

ジャスミンの香りは、脳内麻薬と呼ばれるエンファリンやドーパミンの分泌を促進する作用があります。

生理前のPMS(生理前症候群)やマタニティーブルーなどには特に効果があります。

 

生理前になるとイライラしたり情緒不安定になる人は、ジャスミンを試してみても良いかもしれませんね。

 

ベルガモット

紅茶のアールグレイと一緒に使われることも多い、ベルガモット。

その甘く爽やかな香りは、怒りやイライラ解消に効果的です。

 

おわりに

体に効果、作用が直接あるため、種類によっては刺激が強いものなどがあります。

使用に関しては、容量、使用方法を守ってご使用ください。

 

また、安価な精油は合成の香料であることが多いので、多少高価でもきちんと信頼のおける精油を購入しましょう。

 
 コラムニスト情報
山本小枝子
性別:女性  |   職業:ダイエット、美容ライター

ダイエットや美容、スキンケアなどについて執筆活動を行っています。
有益な情報を提供できるよう精進してまいります。