ほうれん草の旬到来

今や、年間を通じて売られているほうれん草の旬は「冬」。

 

11月~3月くらいに収穫された物は、美味しいのはもちろん、栄養価も高いのです。

例えば、ビタミンCであれば、冬採りの方が夏採りよりも3倍量も含有しているとされます。

 

これからの季節、積極的に食べておきたいほうれん草についてご、紹介しましょう。

 

 

ほうれん草1/2束で18キロカロリー

ほうれん草は、野菜の中でも低カロリーの食材になります。

 

ほうれん草100g:約18キロカロリー

 

スーパー等でよく売られているほうれん草1袋が、おおよそ200~250g。

1袋でも約36~45キロカロリーしかありません。

 

お浸し1人前のカロリー

ほうれん草を茹でて味付けをしたお浸しは、小鉢1杯で約25キロカロリー。

 

胡麻和え1人前のカロリー

ほうれん草を茹でで、胡麻と共に味付けをした胡麻和えは、小鉢1杯で約60キロカロリー。

 

ほうれん草の栄養効能

野菜の中でも、栄養価の高いほうれん草には実に多くの栄養素が含まれています。

その中で、代表的な栄養成分と効能を見てみましょう。

 

 

鉄分

貧血の予防や改善の効果があります。

 

ビタミンA(βカロテン・ルテイン・レチノール)

特にβカロテンは、体に有害な活性酸素を除去し、老化防止に繋げる抗酸化作用の他、風邪の予防や目や皮膚の健康を保つ働きがあります。

 

ビタミンC・E・B群

美肌効果や生活習慣病予防に効果あり。

 

葉酸

赤血球を作ることで、子供の発育を助けます。

妊娠中や授乳中の女性を初め、貧血気味の人が摂りたい栄養です。

 

食物繊維

便秘・むくみの予防だけではなく、食べ過ぎを防いだり、低血糖値を維持する効果があります。

 

えぐ味の原因「シュウ酸」とは…

ほうれん草に含まれている「シュウ酸」は、えぐ味の原因となるアクの部分。

 

シュウ酸は体内でカルシウムと結合し、シュウ酸カルシウムとなります。

このシュウ酸カルシウムが体内にたまると、腎結石や尿路結石などの病を引き起こすのです。

 

神経質にならなくてもOK

但し、ほうれん草を日に何キロも食べるなどしない限り、そこまでシュウ酸を気にする必要もありません。

また、茹でれば7割はアクが抜けますので、サラダ用ではない物は、生ではなくさっと茹でて食べましょう。

 

おわりに

和食にも洋食にも活躍するほうれん草。

その栄養成分を、余すことなく頂きたいですね。

 

上手に保存して、日々の食卓にぜひ取り入れてみて下さい。

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