簡単「ドライベジタブル」の作り方!野菜は干して栄養素ぎゅっ♪
モノにもよりますが、野菜の保存に苦労されている方も少なくないかと思います。
冷凍保存できる野菜も少なくないとは言え、冷凍庫を圧迫するので、何でも冷凍保存と言うわけにはいきません。
特に傷みやすい野菜はすぐに食べるか、保存方法を考える必要があります。
これからの季節、干し野菜に挑戦してみてはいかがでしょうか?
実は簡単に挑戦できる上、野菜によっては干した方が栄養がぎゅっと詰まって冷蔵庫の幅も取りません。
まず干し野菜に向いていない野菜ですが、基本的に2~3日で傷む野菜はNGです。
例えばレタスやモヤシは干し野菜に向いていません。どちらも冷凍保存可能なため、干すより冷凍が良いでしょう。
逆に干し野菜向きの野菜は、サツマイモ、人参、ゴボウ、ナス、ピーマン、大根と、非常に多くあります。
他にもシメジや椎茸、果てはキュウリやピーマン、トマトまで干し野菜にできます。
ジャガイモは好みが分かれるかもしれません。
基本的に野菜の水分量は関係なく、"日持ちするか"がポイントです。
竹製の物がベストですが、無ければ普段使っているザルで構いません。
干し野菜に必要なものは、基本的にザルのみです。
新聞紙やキッチンペーパーをザルに敷く方法も考えられますが、逆に通気性が悪くなり、野菜にカビが発生する原因となります。
何より干し野菜では通気性がポイント。
ザルのみにするのは通気性を確保するためです。
ザルを準備したら、早速野菜に取りかかりましょう。
好きな野菜を選び、しっかり水洗いをしましょう。
基本的に皮は剥かず、そのままカットしましょう。
カットの方法ですが、使いやすいサイズで問題ありません。
例えば人参や大根は輪切りでも良いですし、短冊切りにしても大丈夫です。
キッチンペーパーでふき取りましょう。
水分をなるべく残さないことが干し野菜のコツです。
カットした野菜をザルに並べていきましょう。
重なった部分が傷み、カビが生えてしまいます。
野菜の量が多い場合、ザルを増やして対応しましょう。
干す際は、日当たりの良い場所を選ぶ必要があります。
例えばベランダや庭、縁側など、常に太陽の光が当たる場所を選びましょう。
なるべく空気の乾燥した朝8時~9時頃から夕方4時頃まで、じっくり太陽の光に当てましょう。
日が落ちる夕方以降は、必ず野菜を部屋の中に入れておきます。
夜間出しっぱなしはNGです。
夜と朝の温度差によって、野菜に水分が付着する可能性があります。
天日干しする時間も増えますし、カビが生えてしまうかもしれません。
面倒でも夜は部屋の中に入れ、翌日再び外に出しましょう。
干し野菜はモノによって時間が変わります。
きちんと乾燥させる場合は2~3日を目安に干しましょう。
元々水分の少ない野菜であれば、1日で出来上がることもあります。
また、片面のみ乾燥している場合は裏返し、両面がしっかり干せるようにしましょう。
キュウリやナスは特に片面のみ乾燥しやすいです。
物干し竿にザルを吊し、通気性を高める方法もおすすめです。
干し野菜はタッパーに入れて保管しましょう。
一緒に乾燥剤を入れておくと長持ちします。
すぐ使わないなら冷凍保存も可能です。
通常は冷凍保存に向かない野菜でも、干してしまえば冷凍保存できます。
ラップで小分けし、ビニール袋や密閉用の袋に入れましょう。
空気をしっかり抜くと長期間保存できます。
スープにはもちろんのこと、カレーやシチュー、各種煮込み料理にも。
オーブンで軽く焼いてホットサンドに使ったり、そのまま素揚げして食感を楽しんだり、使い方は自分次第です。
料理に使う際は水で戻しても良いですが、うまみが逃げるのでスープやシチューならそのまま使いましょう。
また、干し時間を短くしている(半干し)なら戻す必要もありません。
干し野菜は保存性を高める便利な方法です。
実は果物でも干せます。
キウイやイチゴ、バナナのように、ドライフルーツで売られている果物は今回の方法で作れます。
干し野菜に慣れたらチャレンジしてみましょう。
空気が乾燥する秋から冬にかけては、干し野菜作りに絶好の季節です。
逆に湿度が高く、ジメジメした季節だとカビが大繁殖しますので、注意しましょう。
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服飾専門学校を卒業後はアパレル業界へ数年間身を置いていました。
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