練りゴマ&すりゴマの栄養レシピ「辛うまゴマ野菜ご飯」の作り方

アンチエイジング・抗酸化効果が高い「ごま」を使った、栄養満点の美味しいレシピ!ゴマの風味にピリ辛な味が食欲をそそる料理です。

執筆者: 佐々智雄 職業:野菜ソムリエ/アスリートフードマイスター
栄養満点!辛うまゴマ野菜ご飯

こんにちは。アスリートフードマイスターの佐々智雄です。

ゴマの栄養をしっかり摂るなら、「すりごま」と「練りごま」がおすすめ。
今回は、練りごまとすりごまを使う「辛うまゴマ野菜ご飯」をご紹介します。

 

 

季節の野菜をたっぷりと

秋冬は、サツマイモ、カボチャ、レンコンなど根菜が美味しい季節。
それらの歯応えのよい食感を活かしつつ、ゴマを使って野菜を美味しく、たっぷり食べられるレシピです。

材料(2人分)
  • 牡蠣  120g
  • カブの外皮 2個分
  • レンコン 80g
  • サツマイモ 80g
  • カボチャ 80g
  • セロリ(茎部分) 40g
  • キュウリ 1/2本
  • ごま油 小さじ2(炒め用)
  • すりごま 大さじ2

 

タレ(調味液)
  • 醤油 大さじ1
  • 練りごま 大さじ1.5
  • 韓国唐辛子粉(※) 小さじ2~大さじ1
  • すりおろしにんにく 1片分
  • 米酢 大さじ3
  • ごま油 小さじ半分

 

※ 国産の唐辛子は辛いので、韓国産でない場合は、少な目で調整して味を見てください。

作り方
1. 調味液を合わせておきます

 

2. 野菜を切ります

野菜の大きさに合わせて、食べやすい大きさに切ってください。
輪切り、半月切り、いちょう切りなど使い分けましょう。

 

 

  • レンコン、カボチャ、さつまいも

火が通りやすいよう、4,5ミリの厚さに

 

  • キュウリ

乱切り

 

  • セロリ

斜め切り

 

  • かぶの皮

1センチ幅程度に

 

3. 野菜を炒めます

フライパンに胡麻油を敷き、火の通りにくいものから、軽く焦げ目がつくくらいに野菜を炒めていきます。

 

4. 牡蠣をしっかり炒めます

野菜を鍋からバットやお皿にいったん移し、少しゴマ油を足して牡蠣をしっかり炒めます。

 

5. 野菜をフライパンに戻し、牡蠣とあわせてさっと炒めます

 

6. ご飯を皿に盛り、5の野菜と牡蠣をのせて、タレ(調味液)をかけます

1人分のタレの量の目安は、大さじ2~3です。

 

7. いりごまをすり鉢ですり、6にふりかけて、完成です

 

レシピの特徴
  • 野菜の食感や味わいを活かす味付け
  • 組み合わせのバリエーションが工夫できる
  • ゴマとの組み合わせで栄養価を高める
  • 残りもの野菜を無駄なく使う

 

今回は、使い残した赤カブやあやめカブの外皮を使ってみました。

ブロッコリーや、カリフラワーの茎、小松菜の根っこ近くの固いところなど、使い残し野菜も有効利用しましょう。

 

ゴマとの組み合わせによる効果
アミノ酸バランスのよい組み合わせで、からだをつくる

必須アミノ酸のうち、ゴマに少ない必須アミノ酸「リジン」は肉、魚介類や大豆などに含まれます。
低脂肪の動物性食材と合わせ、アミノ酸バランスを良くします。


このレシピでは、イカやササミなどを使うのもお勧めです。
ササミを使う場合は、茹でたものを、食べやすい大きさに切り、最後に少しだけ炒めてください。

色鮮やかに野菜を使い、ゴマと合わせて抗酸化力をアップ

彩りよく、野菜の色素がもつ機能性成分が抗酸化作用を高めます。
それから、熱してもビタミンCが比較的壊れにくいサツマイモ、レンコンなどの根菜を使います。


ゴマに含まれるビタミンEはビタミンCと組み合わせると、抗酸化力が高まります。
活性酸素を退治したビタミンEは無力化しますが、ビタミンCはビタミンEの抗酸化機能を復活させてくれます。

ゴマ、根菜の食物繊維で腸をきれいに

根菜はもちろん、ゴマにも食物繊維が豊富に含まれています。

 

ビタミンCでゴマの鉄分の吸収力アップ

ゴマに含まれる鉄分は、植物性の食材に含まれる非へム鉄です。
非へム鉄は、あまり吸収率がよくありませんが、ビタミンCを一緒に摂ることにより吸収力を高めることができます。

おわりに

食材の組み合わせによって、栄養をより効果的にからだに取り込めるよう工夫できます。
いろいろな野菜を使って、工夫してみてください。

 
 

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