冬の「乾燥肌」原因はコレ！しわや肌荒れを予防する保湿スキンケア7選 (1/2)

こんにちは、美肌アドバイザーのMaikoです。

朝晩が冷え込む季節になってくると、早速お肌にも変化が出てきます。

日中の乾燥が目立ったり、メイクが崩れやすくなったりと、今まで通りのお手入れでは不十分に感じる方も多いのではないでしょうか。

冬は、お肌にとって最も過酷な環境と言われる時期。

お肌の状況をしっかり把握して、必要なケアを施すことで、寒さに負けない艶のあるお肌を手に入れましょう。

秋をむかえる時のお肌は、紫外線やエアコンなどのダメージを受けて「夏バテ」状態。

季節の変わり目で気候も不安定なため、新陳代謝が低下し、くすみやゴワつきが目立ちがちですが、適切な保湿や代謝促進のお手入れを施すことで、時が経つとともに徐々に肌状態は改善されてきます。

ですが、そのようにしてようやく平常な状態に落ち着いたお肌も、冬が近づくにつれて再び過酷な環境にさらされていきます。

凍り付くような寒さの中を、冷たい風を顔に浴びながら歩くことも多い中、いったん室内や交通機関などに入ると汗ばむほどの暑さになる気温差。

冷えと極端な温度差が、夏以上に新陳代謝を低下させてしまいます。

また、閉め切った空間でのエアコンや暖房器具の使用は、湿度を大きく低下させ、長時間の乾燥でお肌に大きなダメージを与えます。

この慢性的なダメージによる代謝の低下と乾燥により、バリア機能も十分に補われず、お肌の内部からどんどん水分が失われ続け、深い部分からの乾燥、そしてシワやたるみなどの、簡単には改善できない状況につながってしまいます。

よく、「洗顔は必要な成分をとってしまうので、お湯だけで洗顔するのがよい」という話を耳にすることがありますが、不要な老廃物を取り除くということは、お肌に必要な成分を与える前準備として欠かせないプロセス。

洗顔料を使わずに正しく行うことはできません。

適切な洗顔料を使用して、溜まった古い角質や汚れを取り除く必要がありますが、その際は「きめ細かい泡を泡立てて」「こすらず泡で洗う」よう心がけてください。

また、お湯こそが、お肌に必要な保湿成分を洗い流してしまいます。

人肌よりもさらにぬるく、やや冷たいくらいにも感じるほどの「ぬるま湯」を使用するようにしましょう。

乾燥でゴワついたお肌では、化粧水が馴染みにくく、ついついパンパンと叩いてしまう方も多いのではないでしょうか。

こういった行為は、化粧水が浸透せず無駄になるだけでなく、摩擦による刺激が、かえってシワなどの原因になるため、絶対に避けたいところです。

いつもより少し多めの量を約3回に分けて使用し、馴染ませるときは、手のひらに広げてから顔を包み込むようにハンドプレスでじっくりお手入れします。

時間がかかるように思われがちですが、実はこの方法のほうが、効果も高いうえに、よりスムーズに馴染ませることができます。

週末のゆっくりした夜などは、化粧水を染み込ませたコットンパックや、市販のマスク等での集中ケアも活用しましょう。

代謝が滞ってバリア機能が低下した肌では、失われ続けるうるおいを留めるための「ベール」が必要です。

通常のお手入れよりも、やや厚めのお手入れを心がけましょう。

クリームも、油分が多めで濃厚な重たいタイプのもの、セラミドなどの保湿成分が配合されたものを選びます。

それでも日中の乾燥やくすみなどが目立つ方は、お手持ちのクリームに1～2滴のオイルを混ぜてお手入れするのも効果的です。

オイルはお好みに併せてお選び頂けますが、市販の美容オイルなどでも良いようです。

お肌が弱い方は、事前に腕の内側等で試してから使用してくださいね。

そして、この時期に絶対欠かせないのがハンドケア。

乾燥や手荒れでガサガサの手先で顔のケアをしては、摩擦や刺激を与えるだけでかえって逆効果。

手のひらから指先まで、しっかり保湿とマッサージをして、なめらかな手先をキープしましょう。

洗い仕事などで、日中こまめにハンドケアが出来ない方などは、特に夜のお手入れを念入りに。
濃厚なタイプのハンドクリームを使用したり、使用後に手袋や専用マスク等を着用して寝ると、より効果が得られるでしょう。

お肌から水分が奪われるのを防ぐために、出来る限り周囲の湿度を低下させない工夫を施しましょう。

加湿器の使用はもちろん、観葉植物を置いたり、ぬれタオルを部屋にかけておくだけでも効果的です。

また、常に保湿ミストを携帯し、こまめにお肌や自分のまわりに振りかけるようにすると、それだけでも十分湿度が上がると言われています。

お気に入りのアロマ水を携帯用ボトルに入れて使用しても良いでしょう。