北欧風サフランレシピ3選。パンやお菓子などの美味しい使い方

北欧スウェーデンの冬レシピ。クリスマス料理の中から「サフラン」を使ったパンやスープをご紹介します。 北欧旅行の観光時に、またIKEAなどで味わってみませんか?

執筆者: Yukki 職業:スウェーデン・北欧ガイド
スウェーデン発!サフランを使った食べ物

こんにちは、スウェーデンから情報をお届けしているYukkiです。

今回は、冬、特にクリスマスシーズンになると食べられる料理の中から、サフランを使った食べ物をご紹介します。

 

 

スウェーデンで、「サフラン」が特に冬に好まれるわけ

地中海周辺が主な生産地である「サフラン」は、もともとスウェーデンにはありませんでした。

 

ですが、長い歴史の中でスウェーデンに届けられ、黄色い色が暗い冬を照らす太陽のようだったことから、特に冬によく使われるようになりました。

 

 

魚のクリームスープ「フィスクソッパ(fiskesuppe)」

以前コラムで紹介した魚のスープ「フィスクソッパ」は、寒い冬にぴったり。
レシピは、以前のコラムを参考にしてくださいね。

 

 

甘くないパン「ルセカット(Lussekatt)」

サフランを使った、あまり甘くないパンです。

作るときには、レーズンをのせて焼くことが多いのですが、もちろんなくてもOKです。

 

このルセカットのレシピが、IKEAから紹介されています。

このレシピを参考に、半分の量で作ってみるといいかもしれません。

その際、材料にヨーグルト100gを追加して、小麦粉は700ml~800mlで調節すると、出来が少し柔らかくなります。


焼いたルセカットは、冷凍庫で保存ができるので、好きな時に電子レンジで温めて食べてください。

 

ロールパン「サフランブッレ(Saffranbulle)」

スウェーデンといえばお馴染みの「カニエルブッレ(シナモンロール)」ですが、ロールパンにもさまざまな味があり、冬になると出てくるのがこの「サフランブッレ」。

 

アーモンドペーストが入ったサフランパン!

フィリングは、「マンデルマッサ」という、アーモンドペーストで作られます。

 

 

生地の材料は、以前リンゴのレシピでご紹介したアップルロールとほぼ一緒。

生地に使う「カルダモン」は使いませんが、その代わりに「サフラン0.5g」をイーストを牛乳とバターで溶かした後に、砂糖と塩と一緒に入れます。

 


フィリングは、マンデルマッサ250g、室温に戻したバター120g、砂糖大さじ2、バニラシュガー大さじ1/2を混ぜたもの。

スーパーで購入するマンデルマッサは、固まっていて使いにくいので、チーズ削りを使って細かく削ります。

 

焼き方も、アップルロールと同じ。

様子を見ながら、時間を延長したり短くしたりしてください。

 

 

おわりに

今回は、サフランをテーマに3つの料理をご紹介しました。

 

この時期にスウェーデンを訪れる方は、要チェックです。

さまざまなカフェやレストランで、サフラン料理をチェックしてみましょう。

 

また、日本でも作ることができるので、是非チャレンジしてみてください。

太陽のように黄色いサフランを使って、冬を明るく楽しく乗り切りましょう。

 
 コラムニスト情報
Yukki
性別:女性  |   現在地:スウェーデン  |   職業:スウェーデン・北欧ガイド

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