スパイスやハーブの持つ美容効能とは?アンチエイジング、便秘解消、乾燥肌、冷え性などを改善へ導く、香辛料の効果をご紹介します。
こんにちは、美肌アドバイザーのMaikoです。
さまざまな料理に使われるスパイス、実はそれぞれ美容効果があることをご存知でしたか?
日々の食事に上手に取り入れて、冬の寒さにも負けない、栄養が行き渡った健康的なお肌と身体を手に入れましょう。
よく聞くスパイスと言えば、カレーに使われるターメリックやクミンなどですが、実はこれらのスパイス、漢方やインドの伝統医学アーユルヴェーダなどでも使われてきた、れっきとした薬用植物でもあるのです。
知らないうちに口にしていることも多いスパイスですが、目的に応じて意識的に摂るようにすることで、嬉しい美容健康効果を得ることが出来ます。
では、それぞれのスパイスの特徴と美容効果について見ていきましょう。
女性の味方、「サフラン」の美容効果
サフランライスでおなじみの、サフラン。
古くから、食品や化粧品などの天然着色料として多用していますが、花からわずかに取れる雌しべを原料とするため、とても高価なスパイスとして重宝されてきました。
ビタミンAやB群、そして美肌に欠かせないビタミンCを豊富に含むため、その美容効果は多岐にわたります。
中でも、漢方生薬では「番紅花(ばんこうか)」と呼ばれ、女性特有の身体の不調を整えるために使われており、その効果によりホルモンバランスを整えて肌を健康的にキープする作用が知られています。
「月経不順」等のお悩みにおすすめ
月経不順や関連する不調の際、積極的に摂ると良いでしょう。
アンチエイジングなら「ターメリック」
日本ではすっかりお馴染みになったウコンですが、ショウガ科の植物で、天日乾燥して粉末状にしたスパイスを「ターメリック」と呼びます。
古来より肝臓に良い食材として、インドや中国で使われて来ましたが、それ以外にも、その高いアンチエイジング効果が数多く明らかになっています。
インドでは、結婚式前に花嫁が全身にターメリックを使用したパックを施して特別な日に備えるそうですが、そのターメリックの美容効果のヒミツは、「クルクミン」という物質。
抗酸化作用が高く、老化の大きな原因である「活性酸素」を撃退して、身体とお肌を若々しく保ってくれます。
デトックス効果や、皮脂分泌を調整する効果もあるため、トータルな美肌効果があると言えます。
昔は、歯医者がオイルを、麻酔のために使用していた、と言われるクローブ。
8割を占める「オイゲノール」という成分が鎮痛作用を持つため、中国では漢方薬として、歯痛を抑えるために使用されていたほか、頭痛や関節痛にも効果的とされています。
優れた抗菌作用や脱臭作用もあり、肌トラブルの防止にも活用できますが、女性に嬉しいのは、何と言ってもリフレッシュ効果。
冬の女性にありがちな、無気力感などに刺激を与えて気分を高めてくれます。
気分がふさぎ込んでいるときは、ストレスが肌の乾燥や他のトラブルにつながりやすいため、是非ミルクティーやスープ等のお料理に取り入れてみてくださいね。
スパイスと言えば、女性になじみの深い、シナモン。
こちらはご存知の方も多いかもしれませんが、血行や代謝を促して全身に栄養を行き渡らせる効果が代表的です。
その他にも、抗菌作用、発汗作用、健胃作用、冷え性や肩こりの改善など、幅広い効果が知られており、身体にもお肌にもとても嬉しいスパイスです。
この時期にありがちな冷え性や代謝の低下による肌のくすみや乾燥などに対して、身体の中から根本的に改善してくれます。
乾燥肌の方は、特に意識して摂りたいですね。
日本では「ウイキョウ」という名で知られるフェンネルは、ハーブの仲間です。
あまり馴染みのない名前ですが、意外と古くから日本でも使われていて、その健胃作用と整腸作用から漢方胃腸薬として重宝されてきたそうです。
抗酸化作用や美白効果を持つ成分が豊富に含まれるほか、食物繊維も豊富で、消化を正常に促して、便秘等も解消してくれることから、デトックスや肌のむくみ防止に最適とされています。
シナモンと同様に、この時期に多い悩みを改善するのに効果的なスパイスと言えます。
普段何気なく取り入れている食材や調味料も、肌や身体の状態に応じて上手に取り入れることで、素晴らしい美容アイテムに変身します。
簡単に取り入れられるスパイス、ぜひ試してみてくださいね。
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Fashion Latte編集部
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