ひらがな文字を綺麗に書くコツ!漢字からの成り立ちを意識してみて。 (1/2)
漢字から成り立ちを学ぶと「平仮名(ひらがな)」の書き方がうまくなる。ひらがな文字を綺麗に書く方法は、いくつかポイントを抑える点にあったのです。
ひらがなの元となった字をご存じですか?
ひらがなは、漢字を簡略して表記するためにつくられたものですが、その元となる漢字を、私は学校で習った記憶がありません。
大人になってから、書道教室を通じて知ったように思います。
もし学校で教えていないのなら、これは非常にもったいないことです。
元字を意識すると、書く「ひらがな」が自然と変わってくる!
ひらがなの元字を知っていると、なぜこの画はこの角度なのか、この長さになるのかが、自然とわかります。
今回は、元となった漢字を意識してひらがなを書くことにより、「なるほど!だからこの形なのか」という気づき体験をしていただきたこうと思います。
「あ」は、「安」の草体から出来ました。
よって、「女」を意識すると、曲線部は、節のある書き方をしたほうがいいことに気づきます。
「く」の元字は「久」から来ているので、始筆よりも、終筆の位置が右にきます。
「け」の最終画は「計」の縦画なので、湾曲しすぎないように書きます。
「し」の元字は「之」であることを知ると、縦線の書き方がちがってきます。
「す」の元字は「寸」なので横画は、交差する縦画より左側を長く見せるのが、正しい形になります。
「た」の元字は「太」なので、最終画は短めに書きます。
「ち」の元字は「知」であることを意識すると、このなめらかな曲がりを意識して出したい、と思うようになります。
「つ」の元字は「川」なので、横線部は、縦画をつないだものなのだと思って書くと、線が変わってくることでしょう。
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楷書を書くことが大好きで、筆をつかった仕事をしようと決めてました。
筆耕は筆文字で報酬を得る仕事で、賞状や式次第、のし袋や招待状の宛名書き、席札などいろいろな仕事が入ってきます。
自宅でできるので興味がある方、楷書を上手に書きたい方に向けて、少しでもお役に立てたらと思い、記事を書いていきたいと思ってます。
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