冬の偏頭痛、原因は「足の冷え」かも。足指運動やストレッチで対策!
冬の頭痛・偏頭痛は足の冷えが原因かも。足や足指の運動、アキレス腱のストレッチで対策してみよう!こめかみや後頭部の痛み、吐き気などが改善されるかもしれません。
こんにちは、梅田整体療院院長の梅田孝男です。
本格的な冬の季節になると、脳梗塞や心筋梗塞が増えますが、頭痛が起きている人も多いと思います。
今回は、この時期特有の頭痛と足の冷えの関係について、お話したいと思います。
寒くなると、暖かい空気は上昇し、冷たい空気は下降するため、特に室内では、足元に冷たい空気が漂っています。
エアコンのCMなどにもあるように、足元の空気を温めるため、メーカーも様々な研究開発を行っていますね。
とはいえ、どうしても足元の空気は、天井付近の温度よりも低い傾向にありますから、足の体温は奪われ、冷えてくるわけです。
同時に、足の筋肉の運動量が少ない、つまり筋肉の発熱量が少なければ、冷たい空気に体温を奪われてしまいます。
また、運動量が少ないということは、血流が悪くなって老廃物が溜まり、筋肉は硬くなります。
同時に脂肪も冷たくなると硬くなります。
つまり、足に必要な運動量が足りないと、足は冷たく硬くなってしまうのです。
空気の寒暖の差で移動があるように、水も同様です。
お風呂のお湯で、表面は熱いのに、底のほうはそうでもないということをご存知かと思います。
実は、体内でも同様のことが起きているのです。
体内の約60%は水分。
東洋医学では「頭寒足熱」という言葉があり、「頭は冷えていて、足は温かいのが健康に良い」ということが言われてきました。
ですが、この寒い時期、足元が冷えてくると熱は上昇し、通常よりも頭の方が温かくなっています。
室内にいれば同時に、周囲の空気も温度差がありますから、顔がのぼせてきたりするわけです。
「クモ膜下出血」という病名は聞いたことがあると思いますが、この「クモ膜」とは、脳の周囲を包んでいる膜です。
そして、さらにクモ膜の周囲を取り巻いている膜が「硬膜」です。
これらは、脳神経系と呼ばれる、脳と脊髄の周囲を取り巻いており、クモ膜と脳神経系の間には、脳脊髄液というものが循環しています。
この硬膜は、アキレス腱と深い関係があり、アキレス腱が硬くなると、硬膜も緊張してくるのです。
その結果、脳や頭蓋骨の緊張が生じ、頭痛が発生することがあります。
寒い季節、首周りは肌が露出しやすいため、首をすぼめるように、肩に力が入ります。
知らない間に肩は凝り、筋肉は硬くなってしまいます。
その結果、偏頭痛なども起きやすくなります。
そうした足の冷えや肩こりによる影響が、頭痛を起こしやすい状況を作り出しています。
足や足指の運動、アキレス腱のストレッチは、足がホカホカしてくるまで、時間をかけてじっくり行うことが大切です。
足元が温まると、頭の火照りもクールダウンしてきます。
そうすることで、この時期の頭痛は、症状を和らげることが可能です。
「頭痛の原因が、足の筋肉やアキレス腱に?!」と、驚かれた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
冬場の偏頭痛にお悩みの方は、一度、足や足指の運動、アキレス腱のストレッチを試してみてくださいね。
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群馬県高崎市の、梅田整体療院の院長として、日々施術をしております。
2000年3月に独立開業。整体、カイロ、東洋医学の他、筋肉反射療法や気エネルギー療法の気導術を習得。症状をなるべく速く、少ない回数でよくしたい気持ちで、ご対応させていただいております。
施術現場で起こる不思議な現象に、多くの体のことを学ばさせていただいてます。これまでの常識や知識ではなく、施術から得られた人の体の本質を、皆様のお役に立てるようお伝えしたいと思います。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
施術録や日記等をお伝えしていますブログ「梅田整体療院のツッパリ解消ロックンロール」もご覧になってください。
http://umedaseitai.seesaa.net/
厚生労働大臣認可 日本健康サポート協同組合会員
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