電話対応が苦手な人へ!通話中に使える定番マナーフレーズ10選

会社・職場での電話対応の基本マナーを紹介。電話での会話が苦手でも、ビジネスシーンでよく使う定番のフレーズを覚えておけば安心!

執筆者: やまだ理沙 職業:マナー講師
ビジネス電話対応のマナー

こんにちは、マナー講師のやまだ理沙です。

ビジネスシーンでの電話のやりとりや対応は、顔が見えません。

電話応対は会社のイメージにもなりますので、いつでも「感じの良い丁寧な印象」を相手に与えたいものです。

 

それには、心の込めた対応と、丁寧な正しい言葉遣いが大切です。

 

 

電話応対のポイント
明るい声で話す

暗い低い声で電話に出るのは良くありませんよね。

相手に不快な思いをさせてしまいます。

 

「声の第一印象」は、会社のイメージにもつながります。

相手の目的を明確にする

相手は用事があって電話をしてきています。

「○○さんに伝えてもらいたい」「××について知りたい」など、相手の電話の目的を知り、きちんと理解して把握しましょう。

会話のペースを合わせる

相手が急いでいる時は、声のトーンや話す速度で分かるものです。

急いでいるようなときは、手短に済むように話しましょう。

メモをとる

その場では用件を覚えたつもりでいても、後になって忘れてしまうこともあります。
必ず、メモをとる習慣をつけましょう。

 

  • 電話がかかってきた日時
  • 相手の名前
  • 用件
  • 連絡先(かけ直す場合)

 

 

オフィスで電話を受けたときに使う定番フレーズ
電話を取るまでに3コール以上鳴ってしまった場合

「お待たせいたしました」

 

電話には、できるだけ3コール以内で出るようにしましょう。

 

相手の声が聞きとりにくい場合

「お電話が遠いようなのですが…」

 

取り次ぐとき

「ただいま代わりますので少々お待ちくださいませ」

 

担当者が不在のとき

「○○は外出しておりまして、△時ごろ戻る予定でございます。いかがいたしましょうか」

 

伝言を頼まれたら

「かしこまりました。○○が承りました。申し伝えます」

ビジネス電話をかけるときの定番フレーズ
相手が電話に出たら

「○○会社の××と申します。いつもお世話になっております」

 

携帯電話にかける場合

まず、「◎◎さんでいらっしゃいますか?」と確認します。

そして「今、お時間よろしいでしょうか?」とたずねます。

 

取り次ぎをお願いする場合

「恐れ入りますが、○○課の△△さんはいらっしゃいますでしょうか」

 

取り次いでもらって、相手が電話に出たら

「○○会社の××です。いつもお世話になっております。◇◇の件ですが…」

このように、名乗った後に用件を言います。

 

相手が不在の場合

「またこちらからかけ直しますので、電話があった旨をお伝えください」

おわりに

 

電話は顔が見えないからこそ、美しい正しい言葉で、明るく丁寧に応対しましょう。

 
 コラムニスト情報
やまだ理沙
職業:マナー講師

大学卒業後、企業にて秘書、受付業務を経てマナー講師になる。
「貴方のカウンセリングルーム」にてカンファレンススタッフ。

言葉遣い、立ち振る舞い、ビジネスシーンでのマナーをしっかり身につけ、トータルバランスの取れた大人の女性を目指します。

□資格
メンタル心理カウンセラー
上級メンタル心理カウンセラー
秘書検定2級
紅茶コーディネーター

HP  http://www.would0828.webnode.jp/