男性も妊娠を考える時代!独身男性の「妊活力」チェックポイント
妊娠したい、子供を産みたい!結婚相手に求める条件として、婚活女子は「男性の妊活力」も見ています。不妊知識や子育てへの理解など、独身男性が知っておきたいポイントを紹介。
妊活アドバイザーの中村あやです。
最近、あちこちで男性不妊の話題がメディアで取り上げられるようになりました。
そんな中で感じることは、男性の方がそのような話題から目を背けることが多く、女性の方がそういうニュースをより真面目に捉え、パートナーに置き換えて考えている人が多いように感じます。
露骨な言い方をして申し訳ありませんが、「精子が元気」な男性か、「子供や家族のことを真面目に考えてくれる」男性かどうかも、大事な要素だと考えている女性がたくさんいます。
また、アラサー女子の間では、妊娠力に関連する冷え対策や子宮ケアなど、インナービューティー意識を高める人たちも増えてきましたが、男性においては、まだまだ他人事だと思い込んでいる人も多いのが現状です。
今回はそんな、女子も密かにチェックしている「男の妊活力」について考えてみたいと思います。
さて、「男の妊娠力」とは何でしょうか。
「妊娠力=精力」という、先入観はありませんでしたか?
これまで、男性からも妊活や不妊のご相談を受けてきましたが、その中には筋肉隆々のスポーツ男子、例えば格闘技やトライアスロンをやっているような、アスリート系の方も多くいました。
一見、そのような男性は、見た目はとても男性的。
「俺は性欲旺盛なんだぜ!」という風に、自分でおっしゃる方もいらっしゃいます。
しかし、そういう方にも、申し訳ないですが、「”性欲” と ”精子力” は、全くの別物ですよ」と心の中で呟いてしまう事がございます。
最近、「若い男性の精子力が低下しているのは、食生活が関係している」などと言われていますが、実は、一見健康そうに見える運動習慣、中でもハードすぎる運動は、精子にダメージを与える可能性があります。
よって、フルマラソンを走ったり、ボクシングをしたりと、急激に体を動かす習慣のある方は、その前後のケア、臓器を含めて、体にかかる負荷に注意を払っていただきたいと思います。
きつめのトレーニングや「達成感」を求める人というのは、もしかすると仕事面もバリバリ、ハードに頑張る人も多いかもしれません。
ライフスタイル全般が「ストイック」になってはいないでしょうか?
是非とも「酸化ストレス」を発生させないように、抗酸化物質、ビタミンを多めに摂取して、自律神経のバランスを整えるリラックス方法を取り入れるのがお勧めです。
精子を育むためには、次のような点を心がけることが大切です。
- ストレスケア
- コンビニ食よりも、手作りの食事を
- ビタミンC&亜鉛を積極的に摂る
- 熱は大敵(サウナ好き、パソコンを膝で使う人は注意)
- 締め付けすぎない(ブリーフよりトランクスがベター)
- 禁欲期間は長くしない
- AGAの薬に注意
- タバコの吸いすぎに注意
これは、独女同士のリアルトークです。
「タバコを吸わない人がいい!」
「仕事含めストイックなライフスタイルを好む傾向の人って、妊活や出産、育児への理解が心配…」
「わかるー!」
そう、いまのアラサー以下の女子の多くは、既に婚活時点で、妊娠・出産・子育てのライフプランのことを、現実問題として捉え始めている人もいます。
昔のように「結婚相手に求める条件は ”3高” 」という時代は、もう古いのですね。
家事や育児への理解や協力という点もポイントが高いかもしれませんが、「心身ともに健康的」といった視点も、
おつきあい段階からの、男性見極めのポイントになっているようにも感じます。
「結婚したい、女性に選ばれたい」と願う独身男性のみなさん、くれぐれも健康に注意して、女性への寄り添い力=「家族になろう」意識も高めてくださいね。
|
|

性の問題をポジティブに、男女で考えよう!
生殖医療について、日本ではまだまだハードルが高いイメージも多いかもしれません。
女性のライフプランニング、産める心と体づくり、夫婦生活や不妊治療についてわかりやすく伝えるコラムを書いていきます!
女のココロとカラダのセルフケア
Chaai-haat代表
http://www.chaai-haat.com
日本不妊カウンセリング学会会員
日本不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラー
タイ式ヨガ・ルーシーダットン講師
ベビーマッサージ講師
ブログ:http://ameblo.jp/chaai-haat/
|
|