この口癖は貧乏マインド!子供を「お金持ち」にする育て方

将来「お金に困らない子供」に育てる方法をご紹介。お金持ちになる育て方のポイントは「ポジティブな金銭感覚」にありました。

執筆者: mica 職業:子育てアドバイザー・ライター
将来「お金に困らない子」にするために

親の対応ひとつで、子どものお金に対する意識は、当然変わってきます。

わが子がお金と初めて接するとき、親はどのような態度でいるべきなのでしょうか?


今回は、子どもが“お金が溜まるマインド”を持つ為に、親が出来る事をご紹介します。

お金が溜まる「お金持ちマインド」とは?

「お金持ちになる方法」というと、貯蓄や節約、投資などが思い浮かぶかと思いますが、これは子どもの頃には当然ながら教えても意味がありません。

 

それよりも大事な事を、親は小さな子どもに教える事が出来るのです。

お金が溜まる人のマインドには、「お金に対して卑屈にならず、楽しんで使える」という共通点があります。

子ども達には、お金に対して良いイメージを持ってもらいたいものですよね。

 

大前提としての、“お金の大切さ”

子ども達に一番響くのは、親自身の態度です。

普段から、お金を大切に扱うところを見せましょう。

  • お財布はレシートを整理して、いつも綺麗に
  • お金をその辺に裸で置いておかず、すぐにお財布にしまう
  • 必要の無いものは買わない、など


どれも当たり前と思いがちですが、大切なことです。

 

スーパーの買い物でも、大切なことを伝えられる
ちょっと高いオーガニックのバターと、安売りのバター。どっちを買う?

さて、スーパーに子どもと買い物に来た時、「少し高い良質のバター」と「安売りのバター」がありました。

あなたは、どちらを選んだほうが良いと思いますか?

「安いバターを選ぶ方が、お金が溜まる」と考えられるかもしれません。

ですが、逆の考え方もできるのです。

 

 

「お金を使う楽しさ」を伝えたいから

お金は楽しい事、美味しいもの、好きなものを買うために使うもの。

ですので、子ども達の前で「ママはこっちのバターが美味しくて好きだから、こっちにしよう」と言って、高い方をカゴに入れます。

 

そうすることで、「お金を使う楽しさ」を子どもに伝えることができるのです。

「お金持ちマインド」に反する、口にしない方が良い言葉

つい言ってしまいがちな、以下の2つの言葉。

意識して、口にしないようにしましょう。

「安いからこれにしよう」


もちろん、安さを理由に買う事もあるでしょう。

ですが、そんなときはぐっと意識して「コレを買っておくと便利かも」「後少しで無くなるから、コレにしよう」と言い換えたりすることをお勧めします。

 

「一体いくらだと思ってるの?」

 

子どもがお金を使う事に罪悪感を憶えてしまう、危険な言葉です。

買う必要がないものはこのような言い方をせず、率直に理由を伝えましょう。

 

「ママはそれは要らないと思う」と一言言うだけで充分です。

 

 

 おわりに

お金はとても大切で、むやみに浪費してはいけないものです。

しかしながら、お金を使う事は、楽しみそのものでもあります。

 

子ども達には、まずはお金の大切さ、楽しさが伝わるといいですね。

 
 コラムニスト情報
mica
性別:女性  |   職業:子育てアドバイザー・ライター

シンガポール在住、四児の母。


子どもが通う幼稚園は、「子どもの行動はお母さんに原因がある」とばっさり切られるところ。
そこでの洗礼と愛で、母としてタフになりました。


子育て系、旅レポートライターとして活動。
子育てアドバイザーとしてお話会などもしています。

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