2012年11月13日(火)~15日(木)の期間に南青山で行われた「KEITA MARUYAMA 2013春夏コレクション展示会」へ行ってきました。

今回のコレクションのコンセプトは、「RAFFLES HOTEL(ラッフルズ・ホテル)」。シンガポールの最高級ホテルで、植民地時代より開業した伝統的なコロニアルホテルです。デザイナーの丸山氏は実際にこのホテルを訪れて、インスピレーションを得て今回の作品を創り出したそうです。

店内には、伝統的なホテルの一室を感じさせるアンティーク調の家具と共に、どこか異国の地の香りを感じるこのとできるエキゾチックでコロニアル風なアイテムが並びました。

 

 

 

フロントに大きなビジューが施されたタイル柄コートは、くっきりな色使いのグリーン系と淡くかわいらしい印象のピンク系の2色が揃います。

 

   

 

コレクションはKEITA MARUYAMA の特徴でもある繊細な刺繍やレースを使ったアイテムが多く揃います。これらは、一針一針細部までこだわった手縫いで作られているそうです。糸の素材によって、立体感や手触りも変わってくるためいろいろな表情を味わうことができるのが刺繍やレース素材の醍醐味です。

 

  

 

チャイナドレス風のワンピースはレース部分の刺繍が龍の模様、下のレースも良く見ると孔雀のモチーフがあしらわれていてシンガポールの「RAFFLES HOTEL(ラッフルズ・ホテル)」という世界観がとてもよく表現されています。

 

 

こちらの、フリルを贅沢に使った真っ白なドレスは、ショーのラストルックを飾ったもの。

フェミニンでアンティークな雰囲気の中にも、膝上のスカート丈と歩くたびに揺れるフリルは活発で元気な女性のイメージを連想させてくれました。

 

 

最後に、淡い色使いと花やリボンモチーフの刺繍がかわいらしいこちらのニットたちは、KEITA MARUYAMAのセカンドライン、「KNIT by KEITA MARUYAMA 」のもの。

ファーストラインよりもお値段も手頃で、色使いも普段の洋服とあわせやすい淡い色を使っているのが特徴。遊び心が満載なアニマルシリーズも注目です。

 

 

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