そう遠くはない昔、海外から見る「日本らしい=侍」だったはずのイメージが、いつから「日本らしい=Kawaii」になってしまったのだろう?

そんな胸の奥の違和感が消えたのは、2013年の春夏コレクションを始め、Vogue Japan 4月号のファションページを手にした時だった。

 

 

 


1967年に公開され、日本を舞台とした007シリーズ『007は二度死ぬ』の中で、アキを演じた若林映子さんの様なエキゾチックで優美なムード漂うコス チュームが多く見受けられ。さらに、ベッドルームの隠し扉や、睡眠ガスが埋め込まれたビジネスバッグの様に、近未来への憧れがユーモラスに散りばめられている。

そして、日本の四季の美しさや繊細な職人気質の工業技術を、現代的にうまく表現されていましたね。



 
今回は、

「これなら、いつものコーディネートに組み合わせられそう!」
という、新JAPON FASHIONコーディネートをご紹介します!!!

 

 

 

 

■ボンバージャケット×スキニーパンツ×クラッチバッグ

 

jacket: 3.1.Phillip Lim/ pants: Acne/ bag: Phillip Lim/ shoes: 3.1Phillip Lim

オー バーサイズのアウターにスリムパンツという鉄板コーディネートには、錦糸の刺繍入りアイテムを合わせるのがお勧め。

スカジャンからアーミージャケットまで今年は艶やかな刺繍が施されている商品を取り入れてみましょう。バッグも漆の様な発色や光沢がある物を選び、小脇に抱えるだけで風合いが増します。

 

 

 


■Iラインのドレス×ハイヒール×朱色


dress: 3.1.Phillip Lim/ bag: PRADA/ shoes: ZARA/ shoes: Emilio Pucci


スッと背筋が伸びる様なIラインのミニマルなドレスに、ハイヒールで凛とした女性像を演出してみましょう。

透き通った白い肌ときちんと切りそろえられた美しい髪を靡かせて、日本人女性らしい“美”を表現。差し色に、はっとした朱色を添えてみては?




満開の桜を見ると、「日本人で良かったな」と思います。
異文化の過剰摂取に疲れたとき、日本の本当の良さが改めて分かるのかも。
次回も、気になる情報を発信していきます。お楽しみに!

RIKAPEPE

出典:http://www.polyvore.com/cgi/home  http://jakandjil.com/ http://www.thefashionspot.com/

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