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  • 憧れのシネマ ファッションを映画ヒロインに学ぶ ~ジーン・セバーグ~

 

女の子が一度は憧れる50〜60年代のシネマ女優達。スター達がモードを先導する。それがかならずしも本人のセンスでなく映画会社によって作られた虚像だったとしても、大衆はそのモードに操られてしまう。書くまでもなく、私もその中の一人であるのだ。

「クー ル・ビューティ」とは、50年代から60年代初頭にかけてのエレガントな美女を指す言葉だが、最初に使われたのはグレース・ケリーと言われている。品が あって知的でそしてセクシーであるというのは、それは言う迄もなく色褪せない『万人うけする美の定義』だろう。そんなDNAを受け継ぐべく、今回はシネマ 女優からオマージュしたファッションスタイルをシリーズでご提案していきます。

 
まず、今回取り上げるのが映画『勝手にしやがれ』で短髪のセシルカットが魅力的なジーン・セバーグ。50年代後半から、ちょうど女性が強くなり始めた頃の、新しい女性像の代表的な存在であった彼女。気が強いのに繊細、そしてエキセントリックなムードに満ちた役どころで彼女の代表作。

 

「もし、日曜の午後。彼に突然ブランチに誘われたなら?」

という架空の設定でコーディネートしてみました。
 


jk: ZARA/ tops: OPENING CEREMONY/ pants: ZARA/ sunglasses: OPENING CEREMONY/ bag: ALEXANDER WANG

提案1:ショート丈のトップスにクロップドパンツ、そしてフラットシューズ

お天気のよい日曜の午後なら、彼とお喋りでもしながら舗道を歩きたい。そんな気分にしてくれるのが、ショート丈のトップスにクロップドパンツという黄金コー ディネートでしょう。足下はフラットシューズで抜け感を出すのがお勧め。ローファーやメンズライクな足下で気取ってみましょう。

 

 

「もし、彼の部屋に誘われて。インドアでまったり過ごすなら?」

 


tops: MIU MIU/ sunglasses: American Apparel/ oants: OPENING CEREMONY/ bag: 3.1 Phillip Lim/ shoes: American Apparel

提 案2:脚と腕を大胆に出す!彼をドキドキさせよう。

「今日はお気に入りの音楽でも聴きながら、まあ家でまったり過ごそうよ。」という彼の家での設定。一応、近所のカフェにも行ける様なキチンと感を出 しながら、脚と腕を大胆に出して彼をドキドキさせてみましょう。クラッチバッグには煙草をしのばせて、朝帰りでもいいようにとサングラスも準備しておこ う。なんて抜かりないコーディネートです。

 

「今夜は軽くフレンチでも食べて、映画のレイトショーでも観に行く?」

 


dress: OPENING CEREMONY/ bag: ACNE/ sunglasses: American Apparel/ shoes: ZARA

提 案3:主役級のプリンセスラインのドレスはまさに気分!

いつもとは違う、ちょっと特別なデートに誘ってくれた彼に敬意を払い、今宵は最高の彼女を演じてあげましょう。ウエストがキュッと絞られていてフレ アが裾にふわっと広がる、主役級のプリンセスラインのドレスはまさにぴったり。足下は華奢なピンヒールにアンクルストラップの物を選びましょう。途中で彼氏の計画 が上手く行かなかった時の為に、iPadを持参。プラン遂行のお手伝いをしてあげよう。


どうでしょう、過去のシネマ女優のスタイルを現代的に!!
いつデートに誘われてもいいように、今からファッションスタイリングを練っておこう。

次回もある女優さんにスポットを当てて、コーディネートを紹介します。お楽しみ。
RIKAPEPE


出典:http://www.myfrenchfilmfestival.com/ja/movie?movie=10

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