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  • 母の日におすすめ!お世話になった方へ、心を込めた手作りブーケを贈ろう

初めまして、モノづくりユニットtocolier(トコリエ)のmimiです。

手をかけた自分だけの物はとても愛おしくなります。

少しの工夫で暮らしがもっと楽しくなる、その為のアイディアや手作りの方法、簡単なDIYなどをご紹介していきます。


さて、来月は母の日。そして母の日と言えばカーネーション。

でもカーネーションを贈るのはありきたりでピンとこない。


そんな方はご自分でブーケを作って贈るのもおすすめです。

カーネーションにこだわらず、お母さんをイメージしてお花を選び、心を込めて作ったブーケを贈ればきっと喜んでくれるはず!

 



お母さんの好きな花がわからない。

そんな時は日頃の暮らしやファッションを思い出してみましょう。


香水やアクセサリーなど華やかな物が好きな方には、バラやスイトピー等香りを楽しめるカラフルなお花がおすすめ。

例えばローズゼラニウムの葉も芳香性が高く香りが楽しめます。

 



最近ではお花屋さんにパセリやワサビ菜、豆の花など意外な花材も売っていたりします。

お料理好きの方にはハーブを中心にグリーンいっぱいのブーケも素敵ですね。


忙しくて水を換えたりするのが面倒でお花なんて困る…そんな方にはそのままドライフラワーになるようなお花をプレゼントするの もいいでしょう。

種類にもよりますが、紫陽花はそのままドライにしやすく、旬の花ではありませんが一年中売っているお店もありますし、秋色紫陽 花などシックな色合いのものもおすすめです。



ブーケを作るのには色々テクニックが必要ですが、今回は誰でも簡単にできるミニブーケの作り方をご紹介します。


花屋さんの修行ではありません、難しい事は考えず贈る人の事を思い描いて好きなように楽しんでみましょう♪

 



今回ご紹介するのはこちらの二つのブーケ。

ブーケ製作はtocolierのhanatoに協力してもらいました。


花瓶なんて持ってないし、普段お花なんて飾らないわ~という方でも気軽に飾っていただけるような、ご家庭にあるグラスに活けら れるようなサイズ。

長さは20センチ前後です。

 



左からワサビ菜、豆の花2本、ラナンキュラス、ミント2本。

このブーケの主役はクリーム色のラナンキュラス。

グリーンが目に優しい、ミントの香りがする爽やかなブーケです。

このようにグリーンが多い物でも色味や質感が違う物を合わせて単調なブーケになるのを防ぎます。

自分で育ててるアイビーやワイヤープランツなど観葉植物があれば、少し切って一緒にブーケにするのもおすすめ。


花を買ってきたら最初に水あげをします。

買ってきたばかりの花は元気がなかったりするので、茎を少し切ってから花瓶に活け、30分くらいは水を吸わせてあげましょう。

花屋さんで売っている水溶性の栄養剤を入れると葉がパリッとなって花の表情がよくなります。

この時、できれば茎を斜めに切る方が水の吸い上げがよくなります。

また、元気が無い葉や、下の方の葉を取って茎をスッキリさせます。



豆の花は長かったので節の所でカットし、1本を2本にしました。

よく見ると豆が生っていて面白い花材。

ラナンキュラスのクリーム色と豆の色が似ていて好相性。

このように一緒に束ねる色を合わせるとまとまった雰囲気に仕上がります。



出来上がりをイメージして好きなように重ねます。

まとめ方は色々ありますが、5、6本程度のミニブーケなら好きなように作ってしまいましょう!



お花を束ねて輪ゴムでまとめてできあがり!

ブーケの根元は濡らしたキッチンペーパーでくるみ、更にアルミホイルを巻きます。



ブーケは出来たけどラッピング用品がない!

そんな時に以外と役に立つのがクッキングシート。

淡い透け感があって水にも強いのでどんな色のブーケにも合わせやすく、困った時の救世主的な存在です。

A4サイズくらいにカットして、くるくると巻いて麻紐で結びました。

麻紐の代わりにカラフルなマスキングテープでグルグル巻いてもかわいいですね♪



もう一つのブーケは左からセリンセ、ラナンキュラス、スカビオサ、ラナンキュラス、ローズゼラニウム。

ローズゼラニウムは先ほどの豆の花のように長めの一本を4本にカットしました。


ブーケを作りながらローズゼラニウムの良い香りに包まれる、作ってて楽しいブーケです。

花の色合いがシックな物を選び、女性らしいミニブーケを作ります。

また、どの花を組み合わせて良いか困ったときは、同じ色合いの花を濃淡を変えて組み合わせるとまとまりやすいですよ。


今回使ったラナンキュラス、スカビオサは茎に葉がありません。

このような種類の花だけでブーケを作るのはとても大変。

こんな時は他の花材で茎に葉の多い物を選ぶのがポイント。

クッションの役割を担ってもらいましょう。


作り方はさっきと同じ。自由に組み合わせて輪ゴムでまとめます。



そしてラッピングが苦手…という方は袋を使ってみるのもおすすめ。

今回はワックスペーパーの袋を使ってみました。

袋にブーケを合わせ、必要に応じてハサミで切って深さを調節します。



切り口を内側に少し折り、花の頭が見えるくらいにしました。

花を斜めに入れて、余った部分をクルクルと巻き付けるだけ。




好きなリボンやレース等を結んで、自分らしいラッピングを楽しみます。


母の日も近いという事で簡単ブーケのご紹介をしました。

今回の花材は街のお花屋さんで買い、どちらも800円前後で作れます。

母の日に限らず、お世話になった先輩やお友達、時には自分の為に気軽に作ってみてはいかがでしょうか(^^)

この記事を書いたコラムニスト

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